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2001年の麻薬中毒死、54人減り152人

2001年の国内の薬物中毒による死亡は、前年より54人減り152人だった。現在スイスでは、少なくとも約30、000人がヘロイン、コカインなどハードドラッグの依存症だという。

スイス・ニュースエンジェンシーの調べによると、2001年の薬物による死亡者数は全国で152人で、前年に比べて大きく減少した。州別にみるとワースト3はチューリッヒ州47人、ザンクト=ガレン18人、ベルン16人で、ザンクト=ガレンは前年よりわずかに増えたが、ベルンでは昨年の36人から20人減少した。一方、アッペンツェル、オプバルデン、ニトバルデン、ヌーシャテル、グラールスの6つの州では、薬物依存症の報告は0だった。

スイスの薬物中毒による死亡者数は過去10年間で半減した。1992年には、チューリッヒ州だけで419人が薬物で死亡した。

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SWI swissinfo.ch スイス公共放送協会の国際部

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