
スイスロカルノで「再生アート」展









なぜミーアキャットやペンギンがスイス南部に生息しているのか?巡回アーティスト「クラッキング・アート・グループ」がやってきたからだ。
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Susan Misicka(本文)&Samuel Golay/Keystone(写真)
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PortuguêsptArte com plástico reciclado anima cidade suíçaもっと読む Arte com plástico reciclado anima cidade suíça
クラッキング・アート・グループ外部リンクはプラスチック製の動物などのインスタレーションを世界各地の公共の場で披露するイタリア拠点のアーティスト集団。動物たちはいずれも光沢が特徴的で、時には超大型だ。4月3日から6月30日までスイス・イタリア語圏のティチーノ州アスコーナで作品が展示されている。
アスコーナ外部リンクは16世紀の街並みが遺り、ヤシやトチの木、マッジョーレ湖や山々を背景にした風光明媚な街。隣町は映画祭で有名なロカルノだ。
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クラッキング・アート・グループは環境問題や人間と自然の間に深まるギャップへの人々の関心を呼ぶべく、1993年に活動開始。以来、400点以上のインスタレーションを生み出してきた。グループ名は原油をプラスチックにする過程のように、何かを破壊することに発想を得た。
グループのホームページ外部リンクによると、動物たちは再生可能なプラスチックで作られており、「人々が住む地域社会に芸術の強い足跡を残すことで、地域社会全体にリサイクルの重要性と環境への影響についての議論」を促すことを狙う。
「プラスチックを何度も再利用できるのは素晴らしい。作品はインスタレーションで何度か使った後に裁断され、プラスチックは新しい作品に再利用する。完結・管理され、継続できる再利用だ」
(英語からの翻訳・ムートゥ朋子)
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