22日、月が太陽の前に重なり始めた
Keystone-SDA
スイスでは29日に部分日食が観測される見込み。午前11時20分頃に月が太陽の前に重なり始める。
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スイス西部のほうが東部よりわずかに早く部分日食が始まる。ジュネーブでは午前11時14分ごろに新月が太陽を隠し始め、ベルンで同17分、バーゼルで同18分、チューリヒで同20分、クールで同22分に始まる見込み。
月が太陽に触れた数分後には、太陽の上部右側が何者かにかじられたかのような形に変わる。最も深く欠けるのは午後0時2分~同7分ごろで、観測地点によって異なる。最大で太陽の6分の1が月に隠される。
その後、月は太陽の上部から抜け出していく。月食が始まってから終わるまでにおよそ90分かかる。
直視は厳禁!
スイス天文学会(SAG)は日食に関するパンフレットで、観測にあたっては無防備に太陽を直視してはならない、と注意を呼びかけている。ただ、日食の日の太陽は、快晴にあっても普段ほど危険ではない。
日食は世界中で年に2~5回生じる。だが観測できるのは世界のごく一部に限られる。
スイスで前回部分日食が観測されたのは2022年10月25日。次に皆既日食が観測できるのは2081年9月3日の見込み。
英語からの翻訳:ムートゥ朋子
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