「スイス住民」だったジョニー・アリディさん
5日にがんで亡くなったフランス人ロック歌手・ジョニー・アリディさんはスイスのフランス語圏でも絶大な人気があった。節税目的でスイスに住んだ時期もあった。
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EnglishenRemembering ‘French Elvis’ in Switzerland 原文もっと読む Remembering ‘French Elvis’ in Switzerland
アリディさんは当初からスイスで活動していた。17歳で初めて開いたライブの会場に選んだのはジュネーブのクラブ「ザ・クリケット」だった。その後もスイス各地でコンサートを開き、ヴォー州の刑務所で歌ったときは大きな話題になった。最後にスイスを訪れたのは今年6月13日、ジュネーブでフランス人歌手エディ・ミッチェルさんやジャック・デュトロンさんが開いたツアー「ヴィエイユ・カナイユ(Vieilles Canailles)」への登壇だった。
ベルン州民に
アリディさんがスイス人の注目を浴びた理由は音楽だけではない。2006年にベルン州のリゾート地、グシュタードの山小屋に居を構えたことで一段と有名になった。
ただアリディさんは「6ヶ月以上の居住」という優遇税制の適用条件を満たしていなかったこともあり、最終的には米カリフォルニア州に移った。グシュタードの山小屋は15年に売り払った。
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