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CERN、物理学のイメージ向上のためのフェアを開催

欧州では物理学を専攻する学生が激減している。欧州科学技術週間の今週、欧州合同原子核研究所(CERN・ジュネーブ)は、物理学離れに歯止めをかけようと、欧州の物理教師のためのフェア、Physics on Stageを共催している。

欧州では物理学を専攻する学生が激減している。欧州科学技術週間の今週、欧州合同原子核研究所(CERN・ジュネーブ)は、物理学離れに歯止めをかけようと、欧州の物理教師のためのフェア、Physics on Stageを共催している。

CERN、欧州宇宙局、欧州南部天文台の欧州三大物理学研究機関は、物理学から他分野への「頭脳流出」をせき止めようと、物理教師のためのフェアを共催している。物理学を専攻する学生は、欧州各国で激減している。ドイツでは、5年間で50%減ってしまった。この傾向が、深刻な物理の教師不足を引き起こしている。CERNのニール・カルダー首席報道官は「この傾向がただ周期的な現象なのか、欧州経済と一般文化の大惨事に向かって突き進んでいるのか、見きわめる必要がある。」という。「科学を専攻する若者がいなかったら、10年後誰がコンピューターを修理するのか?誰が刷新的な科学技術の研究をするのか?ヨーロッパの人間ではなくなることだけは確かだ。」

物理教師の仕事の重要性は、物理学は我々の身の回りにあり日常生活を司るものだという事を認識させ、おもしろい学問だということを伝えることにある。フェアでは、広範な新しい物理の教え方が披露され、物理のおもしらさを伝えるためのデモンストレーションが行われる。アイルランドのグループによる鉛管で作った楽器の演奏、ポーランドの卓球の物理学、スイスの反物質粒子に関する劇などが上演される。

「伝統的に物理学は数学によるところが大きかった。人類はどこから来たか、人体は何で構成されているか、などの物理学の哲学的、文化的側面は忘れられがちだった。物理学の授業は、若い人達にもっと関連性を持たせた方向で進められるべきだ。」と、カルダー氏は語る。

フェアには、24ヶ国400人が出席する。

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