スイスの視点を10言語で

スイス・ダボス近郊の修道院がモダンアート美術館に

工事中のスーシュ美術館
中世の修道院とワイン醸造所がスイス人建築家の手によって美術館に生まれ変わった Museum Susch

スイス南東部エンガディン地方の村・スーシュに、現代美術を専門とする新しい美術館が2日に開館した。

スーシュ美術館外部リンクのギャラリーは1490平方メートルを超える。中世に修道院として使われていた建物で、19世紀にはワイン醸造所も併設していた。

≫スイスの修道院はどんな生活?

≫スイス現代美術の巨匠パウル・クレー

ポーランドの起業家で美術品収集家でもあるグラジナ・クルチェク氏により創立された。同氏の所蔵する東欧のモダン、コンテンポラリーアートを展示する。

アート・ニュース外部リンクによると、同美術館は女性芸術家の作品にスポットを当てる。各種の企画展のほか「討論や調査、学習の拠点とする」(クルチェク氏)。

美術館の公式サイト外部リンクで、キュレーターは「スーシュ美術館とその活動の中心的な役割の一つは権威ある美術品や見過ごされている美術品の本来の意義を見い出すことで、他の者を黙らせる力はないが他の者の声を聞こえるようにする影響力を発掘することにある」と説明している。

スーシュはスペイン北西部のサンティアゴ・デ・コンポステーラに向かう巡礼路に位置する。著名リゾートであるサン・モリッツとダボスの中間地点でもある。

人気の記事

世界の読者と意見交換

ニュース

マンション

おすすめの記事

スイスでマイホームが賃貸よりお得に

このコンテンツが公開されたのは、 スイスでは住宅ローン金利の低下と家賃上昇により、2025年初めには不動産を賃貸するより購入した方が安上がりになる――こんな見通しを銀行最大手UBSが発表した。

もっと読む スイスでマイホームが賃貸よりお得に
イスラム教徒の墓に描かれたナチスの鉤十字

おすすめの記事

ヘイト・シンボルを禁止 ジュネーブ住民投票

このコンテンツが公開されたのは、 ジュネーブで9日行われた住民投票で、ナチスの鉤十字などのヘイト・シンボル表示を禁止する憲法改正案が84.7%の賛成で可決された。投票率は46%だった。

もっと読む ヘイト・シンボルを禁止 ジュネーブ住民投票
Finmaのロゴ

おすすめの記事

スイス金融当局新トップ、「経営陣の個人責任を追及」

このコンテンツが公開されたのは、 スイス金融市場監督機構( FINMA)の新長官に就いたシュテファン・ヴァルター氏は、監督権限の強化を求めていく立場を明確にしている。非協力的な銀行経営陣をFINMAが解任する権限も必要だとみる。

もっと読む スイス金融当局新トップ、「経営陣の個人責任を追及」
花粉症の女の子

おすすめの記事

高濃度の花粉で血圧上昇 スイス研究

このコンテンツが公開されたのは、 花粉の飛散量が高まるとアレルギー患者の血圧を上昇させることが、スイスの研究で分かった。女性や太りすぎの人では特に影響が大きい。

もっと読む 高濃度の花粉で血圧上昇 スイス研究
ロジャー・フェデラー

おすすめの記事

フェデラーの艇庫建設に反対運動 「湖岸への出入りを阻害」

このコンテンツが公開されたのは、 スイスの元テニス選手、ロジャー・フェデラーさんが計画するチューリッヒ湖畔のボートハウス(艇庫)建設に対し、「人々の湖畔の往来を阻害する」として反対する声が上がっている。

もっと読む フェデラーの艇庫建設に反対運動 「湖岸への出入りを阻害」
スーツ姿の男性と女性

おすすめの記事

スイス公共放送協会、次期会長に初の女性トップ

このコンテンツが公開されたのは、 スイス公共放送協会(SRG SSR)は25日に開いた総会で、次期会長にドイツ語圏スイス公共放送(SRF)で文化部長を務めるジャーナリストのスザンネ・ヴィレ氏(50)を選出した。女性のトップ就任は初めて。

もっと読む スイス公共放送協会、次期会長に初の女性トップ
EPFL

おすすめの記事

スイス、国立大留学生の学費を3倍に引き上げへ 下院委員会が可決

このコンテンツが公開されたのは、 スイス下院委員会は連邦工科大学チューリヒ校(ETHZ)と同ローザンヌ校(EPFL)の留学生の学費をスイス人学生の3倍に引き上げる案を可決した。27日に始まる夏期本会議で審議する。

もっと読む スイス、国立大留学生の学費を3倍に引き上げへ 下院委員会が可決

swissinfo.chの記者との意見交換は、こちらからアクセスしてください。

他のトピックを議論したい、あるいは記事の誤記に関しては、japanese@swissinfo.ch までご連絡ください。

SWI swissinfo.ch スイス公共放送協会の国際部

SWI swissinfo.ch スイス公共放送協会の国際部