ブドウ運搬車レース レマン湖畔のワイン産地で開催
27日、スイスワインの産地で有名なヴォー州ラヴォー地区エペスで、ブドウ運搬車「トラカセ」の世界大会が開かれた。同大会は2年に1度開催され、今年は30台のトラカセがそのユーモア溢れる装飾とスピードを競った。
トラカセ(Tracasset)他のサイトへとは、ワイン醸造者がブドウ畑で使用する3輪の小型自動車のことで、地元で呼ばれる名称。狭い ブドウ畑の通路を走るトラカセ・レース他のサイトへは、1956年に初めて行われた。スポンサーやスタッフの人員不足によりしばしば開催が中止された年があったが、今年は第21回目のレースが開催された。
レース前には、美しく、時に遊び心のこもった装飾のトラカセがパレードする。それが終わるといよいよレースが始まる。
今年は、カラフルな装飾の30台が最高時速25キロで丘陵地の通路を疾走。装飾部門では、マーシャル・デュブーさんのトラカルーン号が最高点231点を獲得。レースはエペスのミニオン号が1分13秒で優勝した。
当日、数千人がラヴォー地区のブドウ畑の曲がりくねった通路に集まり、出場チームに声援を送った。

JTI基準に準拠
現在この記事にコメントを残すことはできませんが、swissinfo.ch記者との議論の場はこちらからアクセスしてください。
他のトピックを議論したい、あるいは記事の誤記に関しては、japanese@swissinfo.ch までご連絡ください。