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アインジーデルンの黒いマリア像、2週間ごとに衣装替え

「黒いマリア像」が安置されることで有名なアインジーデルン修道院は、スイスで最も訪問者の多い教会の一つだ。美しく着飾られたこの黒いマリア像(英語ではブラックマドンナと呼ばれる)は実は、ポップスターのマドンナも顔負けするほどの豪華な衣装の持ち主だ。(SRF/swissinfo.ch)

このコンテンツは 2015/12/25 11:00

この黒いマリア像は今から約200年前、スイス東部のアインジーデルンにあるバロック式修道院の礼拝堂に置かれた。以来、世界中の巡礼者を魅了し続けている。

多彩な衣装は世界中の人々の寄付によるものだ。黒いマリア像に願いをかなえてもらったお礼に衣装を寄付する信者もいる。

今回「Madonna’s Fashion(マドンナの衣装)」と題名する本が出版された。著者はベネディクト修道会のゲロルド・ツェノーニ修道士だ。彼はきらびやかな刺繍が施された30種類ものワードローブの中から衣装を選び出し、約2週間ごとに黒いマリア像の衣装を替える。

アインジーデルン修道院は千年以上の歴史を持つ。作者不明だったマリア像は1798年にフランス軍によって破壊されたが、1817年に復元された。そのマリア像はやがて、乳香や油、ロウソクなどを燃やしたときに出る教会のほこりやススが原因で黒く変色し「黒いマリア像」と呼ばれるようになったという。

毎年、世界中から約100万人もの巡礼者がベネディクト修道院を訪れている。

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