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「虫を食べよう」 スイスの政治家が試食

仕事の後の立食パーティーは、スイスの国会議員の間では日常茶飯事。ところが2014年3月、いつもとはちょっと趣向の違う料理が登場した。スモークサーモンのカナッペやグリッシーニに代わって、幼虫入りハンバーガーやバッタのムースが並べられた。昆虫は近年、高タンパクな食材として注目されている。(SRF/RTS/SWI)

このコンテンツは 2014/03/25 11:00
swissinfo.ch

立食パーティーは、ヴォー州を起点とする昆虫食推進団体「グリミアム」が企画。食用昆虫の養殖を合法化するキャンペーンの一環として行われた。

このアイデアが生まれたきっかけは、2013年に国連食糧農業機関(FAO)が発表した報告書。食用・飼料としての昆虫の利用について検証したこの報告書では、「2030年頃には、世界の総人口が約90億人に膨らむ。現時点での食料生産量を倍増しなくては全人類を養いきれない」とある。

国連は、将来的には昆虫を主要な食料として利用すべきだとしている。虫を食べることに嫌悪感を抱く人は多いが、報告書によれば、実は世界中の約10億人が伝統的に昆虫を食している。

世界の8割以上の国々で食べられている昆虫の種類は1千種類以上。様々な研究結果からも、昆虫は中性脂肪やコレステロールを増加させる飽和脂肪酸の量が食肉より明らかに少ないことが分かっている。また、昆虫は肉よりも高タンパクとされる。

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