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科学イベント「サイエンティフィカ」 知りたい!ビッグデータの最新知識

連邦工科大学チューリヒ校とチューリヒ大学が主催する恒例の科学体験イベント「サイエンティフィカ」が1~3日、チューリヒ市内にある両校の校舎で開かれ、3万人を超える来場者でにぎわった。5回目となる今年のテーマは「データが語るもの」。ビッグデータや人工知能(AI)などに関するさまざまなイベントが催された。

ビッグデータ、デジタル化、人工知能、モノのインターネット化(IoT)。最近よく耳にする言葉だが、そもそも何を意味しているのだろうか。今年のイベントでは、来場者が大学の研究者たちに直接話を聞き、質問できるまたとない機会となった。

会場には60以上のブースが設置され、こうした複雑なテーマについて目で見たり手で触ったりできる工夫を凝らした。研究者たちは土、日の2日間で40のミニ講義を開講。ワークショップも開かれた。

AIと投資、データジャーナリズムなどといったテーマについて専門家と議論できるサイエンスカフェも人気だった。

両校では、データやデジタル化が主要なテーマになっている。デジタル化はロボット工学や気象学の分野にとどまらず、言語学や文化学にも変化をもたらしている。

ビッグデータ自体は決して新しい発見ではない。かねて学者は情報を集めて分析し、何らかの結論を導くという手法をとっていた。だがデジタル化によって収集できる情報量が増え、手作業など従来の手法では処理しきれないほど複雑で移り変わりが激しく、まとまりがないものになった。

知識を世界に広めたり共有したりする可能性や、あるいはデータを自在に操ることができる能力は魅力的だ。だが一方で脅威でもある。

(独語からの翻訳・ムートゥ朋子)