環境系2党が閣僚ポスト狙う スイス

連邦議会は総選挙後、内閣閣僚を選出する © Keystone / Anthony Anex

今月の総選挙で歴史的大勝を収めた緑の党・自由緑の党が、7人で構成する内閣閣僚のポストを狙っていると複数のメディアが報じた。

swissinfo.ch/mga

同紙は、緑の党、自由緑の党が、右派・国民党の重鎮クリストフ・ブロッハー氏という驚くべき「同盟」を得たと報じている。同紙によると、ブロッハー氏は、社会民主党、急進民主党議員が座る2つの閣僚ポストを緑の2党に譲り渡そうとしている。

そうなれば、2つの閣僚ポストを持つのは国民党だけになる。それがブロッハー氏の目論見だと、同紙は分析する。現在の閣僚ポストは、3大政党が2つずつ、4番手の政党が1つを持つが、ブロッハー氏の計画が実現すれば、その「魔法の公式」が崩れ去る。

社会民主党のクリスティアン・レブラ党首は、独語圏の日曜紙ゾンタ―クス・ブリックに対し、既存の配分を崩さず緑の2党の参入も認める措置として、閣僚を9人にすることを提案した。

緑の2党が狙っているのはイグナツィオ・カシス外相(急進民主党)の閣僚ポストだと報じるメディアもある。これらの報道によれば、今年後半に議会が連邦閣僚を選出する際、カシス外相は特に窮地に立たされそうだ。

ただ、カシス外相は閣僚内で唯一のイタリア語圏出身者でもあるため、もしポストを失えば、イタリア語圏に大きな波乱が起きる可能性がある。

スイスの議会では総選挙後、新しい議会が閣僚を選出する。

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