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シリーズ「スイスの給与事情」 教員の給与が世界一高いスイス



ヌーシャテル州で昨年、教員が国の給与基準に抗議した

ヌーシャテル州で昨年、教員が国の給与基準に抗議した

(Keystone)

教員の給与が世界一高いスイスだが、国内の他の専門職と比較してみても教員の給与は良い方だ。スイスの教員の給与事情について詳しく見てみた。

 スイスドイツ語圏の教育指導者会議のデータによると、チューリヒ州では中等教育以上の教員の初任給は、月給8506フラン(約95万6400円)に13カ月目の給与を加えた、年収11万590フラン(約1243万円)。一方で、隣のザンクト・ガレン州での教員の年収はチューリヒ州と比べて1万5000フラン少ない。だが、両州では生活水準も異なる。

 スイスの教員の給与は、物価、生活費の違いなどを考慮しても世界的に見て高いといえる。

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 しかし近年、多くの教員の給与は横ばいだ。15.3%のインフレ率上昇にも関わらず、ザンクト・ガレン州の中等教育学校の教員の2015年の給与は、1993年と同じ。さらに2009年のスイス教員組合の調査によると、平均勤務時間は週45時間(1日9時間)で基準となる40時間よりも多い。

 今日の教員には限られた授業時間内でより多くの内容を求められる一方、給与額はほぼ変わらない。こうした現状をふまえ今月5日、教員や学生が、いくつかの学校で教員の解雇や教育のインフラ問題を引き起こしているとして、教育費削減に反対するデモを行った。

 スイスの給与は一見多額に見えるが、スイスは生活水準も世界で最も高い国の一つであることも考慮する必要がある。次のグラフィックは一般的な中間層家庭の収入と支出の一例を示している。

(swissinfo.ch)


(英語からの翻訳・説田英香)

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