Sarco自殺、取材データの捜査目的使用を支持 スイス最高裁
2024年、スイスで自殺カプセル「Sarco」を使用し女性が死亡した事件で、スイス最高裁は現場に居合わせた写真記者の取材録音データの捜査目的使用は認められるとの判断を下した。情報源保護よりも事件の重大性を重視した。
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2024年9月、免疫疾患を患う64歳のアメリカ人女性がシャフハウゼン州の森林で、自殺カプセル「Sarco」を使用し、自らの命を絶った。その際、警察は取材のため自殺ほう助に同行していたオランダ人ジャーナリストのカメラ、ドローン、携帯電話、その他の電子機器を押収した。
州当局は、このカプセルの使用に関与した者は起訴対象になると警告していた。この事件をめぐり、自殺ほう助団体「ラスト・リゾート」の共同設立者、2人のスイス人弁護士、このジャーナリストが一時身柄を拘束された。
このジャーナリストはオランダの新聞「デ・フォルクスクラント」の写真記者で、取材目的であることを理由に、データは情報源保護の対象となるべきだと主張していた。しかし、シャフハウゼン地方裁判所はこの主張を退け、該当の機器は自殺教唆・自殺ほう助に関する進行中の刑事訴訟において、検察が分析できるとの判断を下した。
最高裁判所はこの判決を支持し、事件の重大性を鑑みればデータの閲覧は認められるとした。
英語からのAI翻訳・校正:宇田薫
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