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スイスアニメ 国際映画祭で高評価のスイスのアニメーション作品

青い髪で悲しい目をした主人公のクルジェット

青い髪で悲しい目をした主人公のクルジェット

(rita productions)

2016年5月に開催された第69回カンヌ国際映画祭には、スイスからアニメ作品2本が出品され、特にクロード・バラス監督作の「Ma vie de Courgette (仮訳・クルジェットとしての僕の人生)」は高い評価を得た。同作品は第74回ゴールデングローブ賞の長編アニメーション映画部門にもノミネートされている。

 作品「クルジェットとしての僕の人生」は、カンヌ国際映画祭の監督週間部門においてワールドプレミアで、もう一つのスイスアニメ作品「Bei Wind und Wetter(仮訳・どんな天気のときも)」(レモ・シェラー監督)はシネファウンデーション部門で上映された。

 「クルジェットとしての僕の人生」は、フランスの作家でジャーナリストでもあるジル・パリス氏の小説「Autobiographie d'une courgette(奇跡の子)」を原作として製作された。母親を事故で亡くし、児童施設で暮らすことになった9歳の少年クルジェット(仏語でズッキーニの意)を主人公にした物語だ。

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 「主人公のとてもつらい物語だが、この詩的で愉快な作品は、次第にゆっくりと優しさに満たされていく。私はとても泣いた」と、監督週間部門を審査するフランス監督協会のメンバーであるエドワール・ウェントロップ氏は語っている。

 フィギュアをミリメートル単位で動かしながらコマ撮りしたストップモーションアニメの撮影に、バラス監督は10カ月を費やした。ちなみに20秒のショットを撮影するには、平均で1日かかかった。

 音楽を担当したのは、高い評価を受けているスイス人シンガーソングライターのソフィー・ハンガーさん。製作費は約800万フラン(約8億8800万円)で、スイス・仏語圏の公共テレビ局RTSとの共同製作でもある。

どんな天気のときも

 シェラー監督の作品「どんな天気のときも」は、母親のアルコール依存症で幼少期がめちゃくちゃになってしまった少女の話だ。ルツェルン応用化学芸術大学製作のこの作品は、世界の映画学校の生徒が製作した映画約2300本の中から選ばれ、シネファウンデーション部門で上映された。


(英語からの翻訳・由比かおり、編集・スイスインフォ)

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