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スイスでチーズ品評会 最優秀賞決まる

チーズのにおいをかぐ審査員ら
Keystone-SDA

スイス南部ティチーノ州ルガーノで開かれたチーズ品評会「スイスチーズ・アワード」で4日、1100品を超えるチーズの中から、最も優れた3品が選ばれた。

32部門で過去最高となる1127個のチーズが出品された。最も出品数が多かったのは「風味の添加物なしのその他セミハードチーズ3kg未満」部門の193個で、次に「その他ハードおよびエクストラハードチーズ」(98個)、「風味の添加物入りラクレットチーズ」(79個)、「風味の添加物なしのラクレットとブラートケーゼ(Bratkäse)」(76個)、「グリュイエール」(69個)が続いた。

審査会には12カ国以上から150人を超える専門家、ジャーナリスト、一般審査員が集まった。各部門で優秀賞を獲得したチーズの中から最も優れたチーズ3品が選ばれた。

最優秀賞外部リンクは、フランス語圏の「ル・ブリガン・デュ・ジュラ」(サン・シェルジュ・チーズ工房)と「ヴァシュラン・モン・ドール」(アンドレ・チーズ工房)、ドイツ語圏の「グリュイエール」(ランテン・チーズ工房)が獲得した。

正確な基準

審査は、見た目、食感、味、香りの基準に基づいて行われた。香りは2倍考慮された。ラクレットに関しては、食感の代わりにチーズが溶けた状態の粘度と脂肪の分離度で審査された。

次回のスイスチーズアワードは2026年にグリュイエールチーズとヴァシュランチーズで有名なフリブール地方で開催される予定。

英語からのDeepL翻訳:大野瑠衣子

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