バーゼルのレンタルオフィス「Rakete」の看板。ハウザー・シュヴァルツ(NRS Team)作、2012年(Hauser Schwarz)
Hauser, Schwarz
ハウザー・シュヴァルツ作「Rakete」の模型(Hauser Schwarz)
Hauser, Schwarz
チューリヒ州シュリーレンのライトマン学校のフロア表示。グレーバー・プルファー・アーキテクツ作、2017年(Bivgrafik、チューリヒ)
Bivgrafik, Zürich
ツークにあるシティ・ガーデン・ホテル。Bivgrafik作、2009年。建物はEM2N(Roger Frei)
Roger Frei
EM2Nが手掛けたチューリヒ芸術大学(ZHdK)のキャンパス「トニー・アレアル」。2014年(Bivgrafik、チューリヒ)
Bivgrafik, Zürich
ベルン西部にある建物のオーク材で作られたフロア表示。エルンスト・ゲルバー・アーキテクツとウレッヒ・アーキテクツのコラボ作品、2015~16年(Damkian Poffet/Superbüro)
Damian Poffet/Superbüro
プール・アーキテクテンが手掛けたチューリヒの高層マンションLochergutのネオンサイン。オラフ・ニコライ作、2006年作、16年改装(Marcel Meury)
Marcel Meury
ヘルツォーク&ド・ムーロンが手掛けたバーゼルの神経リハビリセンターREHABの看板。ビート・コイシュ視覚コミュニケーション作、2007年(BKVK)
BKVK
住所「4b」番地を示すチューリヒの建物の立体標識、陶製。ノラ・ヴァグナー、ハンネス・グロール、アブラハ・アッヒャーマン・アーキテクツ作、2018年(ZHdK)
Umberto Romito
仏ピエールフィット・シュル・セーヌにある国立中央文書館の屋内案内。インテグラル・リューディ・バウアー作、2013年(IRBパリ)
IRB Paris
仏国立中央文書館の屋外標識。インテグラル・リューディ・バウアー作、2013年(IRBパリ)
IRB Paris
私たちは看板に囲まれて生きている。標識や看板は人々に居場所を示し、建物にアイデンティティを与える。チューリヒ・デザイン美術館で開催中の「3D-Schrift am Bau(建物の3D文字)」は、スイスの看板デザインの今を映し出す。
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今の時代、「3D」という言葉から連想するのは映画や仮想現実(VR)、プリンターだろう。チューリヒにあるデザイン美術館外部リンクでは、看板・標識づくりにおいて3Dが視覚や次元にどんな効果をもたらすかに焦点を当てた。訪れた人は、この技術を使ったデザイナーたちの「実験」を垣間見ることができる。
展覧会の中心はスイスの看板だが、世界各国の建物やその看板も含め、建物の内外でみられる24点の3D看板を展示している。
展覧会「3D-Schrift am Bau」は2019年4月14日まで開催中。
(英語からの翻訳・ムートゥ朋子)
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