スイスのロックダウン緩和 初日はどうだった?

スイスでは27日、ロックダウンの段階的解除が始まり、その第一段階として美容院などが営業を再開した。ただ相手との2メートルの距離を空けられない場合は、マスクの着用が推奨されている

美容院、花屋、ホームセンターへ行こう。今日は歴史的な日だ。スイスの人たちが、新型コロナウイルスの危機から日常生活へ向かって大きな一歩を踏み出せたのだから。コロナ後の生活に、新たな「お供」も登場したーそれはマスクだ。

Renat Kuenzi (文), Thomas Kern (写真), swissinfo.ch

私たちは皆、この瞬間を待ち焦がれていた。スイスでは今日、政府のロックダウン(封鎖)が5週間ぶりに一部解除された。

白髪交じりの眉毛とはさようなら。営業を再開したベルンの美容室Gallery Hairstyleのオーナー、スザンネ・ハイデガーさんがフェイスシールドを着け、顧客の眉毛の色を染める

今日の美容室は盛況だろう。ぼさぼさ頭の人、自分で髪の毛を切って失敗した人が、きっと美容院に駆け込んでくるだろうから。

ゼラニウムのない春なんて考えられない?ホームセンターに来た女性のお目当ての商品は視線のすぐ先にある。だが店内の人数を制限するため、従業員から整理券が配られた

今日(4月27日)からは美容サロンやネイルサロン、資材店、園芸品店が開いている。診療所、歯医者、リハビリ医院も、これまで禁止されていた非緊急の予約を受け付ける。病院では緊急性のない手術が解禁される。

ただ注意が必要だ。ウイルスの感染拡大を予防するためのルールは今後も変わらない。つまり相手との距離を2メートル以上空ける、5人超で集まらないことが大切だ。

ヴォー州ヴィルヌーヴにある園芸用品店で、植物を買い求める女性

スイスでは、公共の場のマスク着用は義務付けられていない。だが営業を再開した店舗ではより厳しい衛生対策を守らなければいけない。顧客同士の距離を保つ必要もある。学校やその他の店舗は2週間後の5月11日に再開される予定だ。

日常生活が少しだけ戻ってきた。チューリヒ州シュリーレンにある大型ホームセンターでぶらぶらと買い物するカップル

感染者数が大幅に増加しなければ、6月8日には専門学校、大学、博物館、図書館、動物園が再開する。

スイスは、コロナウイルス危機にどう向き合ってきたのか。こちらの写真ギャラリーをぜひご覧ください。

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