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観光客激減ティチーノ州

アルプスの南側に位置し気候の温暖なティチーノ州は、スイス屈指の観光名所。が、昨年のゴットハート・トンネル火災などが災いし観光客が激減した。打開を図る州政府は20日、今後4年間の観光予算を4000万スイスフランに倍増すると発表した。

このコンテンツは 2002/05/21 07:12

スイスフラン高、昨年10月のゴットハート・トンネル火災、開催中のExpo. 02の影響で、ティチーノ州への観光客誘致は極めて厳しい状況にある。特に、スイスおよび欧州の南北を結ぶ幹線道路ゴットハート・トンネルの火災の影響は大きい。マリオ・グスチオ州交通警察署長は、「昨年10月24日のゴットハート・トンネル火災は予想以上の心理的な影響を残した。人々は火災を恐れ、トンネルを通らないようにしている。再開後のゴットハート・トンネルの一日の通行量は火災以前よりも200台以上減った。これは以前の20%減に相当する。」と言う。また、連日の大渋滞も、観光客がトンネル通行を避ける大きな原因の一つだ。ゴットハート・トンネルでは今週末も16kmの渋滞が見られた。

また、ファーストクラス・ホテルの不足もティチーノ観光不振の原因の一つだ。同州には、5☆ホテルが9軒、4☆ホテルが34軒、3☆ホテル107軒がある。が、観光協会職員によると、ホテル業界の不景気から設備改善などの新たな投資が得られず、悪循環に陥っている。さらに、スイスフラン高が観光不振に拍車をかける。ユーロ流通開始後、ティチーノ州と隣国イタリアとの価格格差は10%あり、安いイタリアに観光客を取られている。そこへスイス西部の湖水地方で開催中のExpo. 02がとどめを刺す。

ティチーノ州観光局は観光客奪回を狙い、緑と水のテーマパークなど新たなアトラクションを計画している。

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