
見えぬ障がい伝えるバッジ、試験配布開始 スイス連邦鉄道

スイス連邦鉄道(SBB)は17 日、目に見えない障がいを持つ乗客を対象としたヘルプマークの配布を試験的に開始した。

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外見からは分からなくても支援・配慮を必要としている人への理解を深めることを目的としている。
チューリヒ、ジュネーブ、ザンクト・ガレン、ツーク、ヴォー州の駅で1万枚を配布する。
緑色のストラップに黄色いひまわりが描かれたヘルプマークは、自閉症や注意欠陥障害(ADD)、パーキンソン病などの障がい者自身が身に着ける。
乗務員に対する研修も実施する。
試験運用完了後に評価を行い、2026年をめどに全国展開を開始する。
英語からの翻訳:大野瑠衣子

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