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スイス南部のサン・ベルナルディーノトンネル、24日まで通行止め

ゴッタルドベーストンネル手前の渋滞
19日、ゴッタルドベーストンネル北側入り口で発生した渋滞 Keystone

スイスアルプス地域を南北に貫くサン・ベルナルディーノ峠の道路トンネルが少なくとも24日まで通行止めになる見通しだ。

 スイス南東部に位置する同トンネルは18日午後、ドイツの長距離バスの火災のため通行止めとなり、大規模な交通渋滞が発生した。トンネルは、スイスを南北に縦断するゴッタルド道路トンネルの代替ルートで、週末はイタリアなど欧州南部に向かう観光客の車で混み合う。

 18日午後、サン・ベルナルディーノトンネル出口の500メートル手前で22人乗りの長距離バスから火災が発生。地元警察によると、乗客は全員避難して無事だった。2人が煙を吸って病院で手当てを受けている。

 サン・ベルナルディーノトンネルが通行止めになった影響で、ゴッタルド道路トンネルの北側入り口は19日時点で最大28キロメートル渋滞した。スイスは19日の土曜日から21日の月曜日まで3連休だった。

 スイスの交通情報局「Viasuisse」によると、サン・ベルナルディーノトンネルの通行止めが長引く影響で、周辺道路では更なる交通の乱れが予想される。

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SWI swissinfo.ch スイス公共放送協会の国際部

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