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IMF・世銀合同会議

ワシントンで開かれたIMF・世銀合同開発会議に出席したカスパール・ヴィリガー蔵相は、反グローバリゼーション・デモンストレーター対策を真剣に講じるべきだと呼び掛けた。

ワシントンで開かれたIMF・世銀合同開発会議に出席したカスパール・ヴィリガー蔵相は、反グローバリゼーション・デモンストレーター対策を真剣に講じるべきだと呼び掛けた。

ワシントンに集まった約1万人の労働組合、環境保護団体などNGO関係者らの抗議行動は何ヶ国かの蔵相ら代表団の到着を遅らせただけで、会議は予定通り開催された。スイス代表団は、混乱をさけるため午前6時に会場に入った。

スイスのメディアのインタビューに対しヴィリガー蔵相は、IMFは批判にこたえて、内部改革と不透明の改善に向けて努力していると述べた。ブレトン・ウッズ制度は、NGO関係者らと同じ貧困の撲滅というゴールを掲げている。が、マクロ経済的安定と国際経済システムの安定なくして、貧困の根絶を達成は不可能だと、ヴィリガー蔵相は語った。

ヴィリガー蔵相は、改革について討議したG10会議の議長を務めた。1990年代に急増した民間資本投資は、IMFローンの唯一の財源としての加盟国割り当て金に関する疑問を呼び起こしたと会談後蔵相は語った。

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SWI swissinfo.ch スイス公共放送協会の国際部

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