「20世紀スイスの探索行」展 前 次 国立博物館(チューリヒ)は、15年にわたり、20世紀のスイスの文化を反映する美術品や工業品を収集した。集めたオブジェを展示する「プレビュー — 20世紀スイスの探索行」展は10月29日まで開催されている。展示会の中からスイスインフォが選んだオブジェを通し、一昔のスイスを覗いてみよう。(写真:Keystone) swissinfo.ch 銀行の貸金庫 今はクレディ・スイスに統合された、フォルクス銀行(バーゼル)の貸金庫。写真が撮影された1912年には、780個の金庫があった。 (写真提供:スイス国立銀行) swissinfo.ch 放射性廃棄物を保管するドラム缶 1984年から、スイスにおけるグリンピースの活動が始まった。放射性廃棄物のドラム缶をシンボルにした原子力エネルギーに対する反対運動は、スイスで大きな反響を起こした。 (写真提供:国立博物館) swissinfo.ch スイス発の女性閣僚エリザベス・コップのスカートとブラウス 1984年10月2日、閣僚に就任した際、コップ氏が着ていたドレス。女性参政権が認められて10年後のことだった。 (写真提供:国立博物館) swissinfo.ch 化粧台 薬剤師のゲルトゥルート・カティンカによるデザイン。ボディは白樺の木。台の上はガラスで覆われている。パリ/バーゼル、1928〜1929年。 (写真提供:国立博物館) swissinfo.ch 『飽食または本能の喜び』 ファルリン(本名ヴィリー・グッケンハイム 1900-1977年)作、3部作。1964年のスイス国内博に出展された。木版 油とアクリル 239.5 x 532.5 cm (写真提供:パトリシア・グッケンハイム) swissinfo.ch 太陽電池自動車 1984年、ヴォルフガング・シャイヒの設計で、太陽電池で動く自動車が出現した。翌年、スイス初の太陽電池自動車レース「ツール・デ・ソル」が開催された。 開催初年から3年間連続でシャイヒの自動車は3位になった。原子エネルギー反対運動が盛んになり、太陽や風力などからエネルギーを利用する動きが目立ってきた。 太陽電池自動車レースは1993年に中止となり、太陽電池に対する国民の興味も薄れて行く。 (写真提供:国立博物館) swissinfo.ch 避難室の家具 1942年、ユダヤ人で難民としてスイスに滞在したマルリウス・エーリッヒが、戦禍を逃れてきた人たちが生活を始めるために使う家具のデザインをした。1947年まで、彼がデザインした家具は3万組生産された。 (写真提供:国立博物館) swissinfo.ch "リラクサー" 3本脚の腰掛けと椅子。グラスファイバーをポリエスターで強化した材料で作られている。デザインはヴェルナー・ミューラー(Seepark)1970年。 (写真提供:国立博物館) swissinfo.ch ミニ・ローラーボード 1994年、機械工業のズルツァーの見習い生グループの発案で作られたローラーボード。現在流行しているマイクロ・スケート・スクーターの原型。 (写真提供:国立博物館) swissinfo.ch 画像 1 画像 2 画像 3 画像 4 画像 5 画像 6 画像 7 画像 8 画像 9 画像 10 「プリビュー — 20世紀スイスの探索行」展 このコンテンツが公開されたのは、 2006/05/16 09:23 swissinfo.chの記者との意見交換は、こちらからアクセスしてください。 他のトピックを議論したい、あるいは記事の誤記に関しては、japanese@swissinfo.ch までご連絡ください。
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