The Swiss voice in the world since 1935
トップ・ストーリー
スイスの民主主義
ニュースレターへの登録

コロナウイルスかぎ分ける探知犬?スイスで訓練

軍用犬
スイス軍の軍用犬は爆発物や麻薬を嗅ぎ分けられるよう訓練されている © Keystone / Christian Beutler

スイスで現在、3匹の犬が新型コロナウイルスに感染した人々を嗅ぎ分ける訓練を受けている。成功すれば学校、職場、イベント、その他の人混みで感染を検知できるようになる。

独語圏の日刊紙ターゲス・アンツァイガーが報じた。同紙によると、ジュネーブ大学病院(HUG)がスイス軍、国連安全保安局と訓練プロジェクトを立ち上げた。訓練を受けているのはスイス軍のマリノアと呼ばれる犬種の犬1匹と国連安全保安局が所有する2匹で、3月末までに結果が分かる見込みという。

コロナ探知犬は他国でも同様の訓練が行われている。ドイツではテストの結果、94%の精度で、探知犬が人間の唾液サンプルからコロナウイルスを探知できることが分かった。感染者の細胞からは特有のにおいが出るため、探知が可能になる。

HUGのマヌエル・シブラー氏は同紙に、犬の嗅覚でウイルスを検出することは、既存の方法よりも安く、簡単で煩わしくない方法だと語った。

犬やハンドラーがさらされる感染リスクを抑えるため、実験では使用済みマスクではなく、汗のサンプルを使う。汗には活性ウイルスは含まれないが、臭いは変わっているため、実験には適しているという。

コロナ探知犬は駅や空港への派遣も可能だが、最終的には政治レベルでの決定が必要になる。


人気の記事

世界の読者と意見交換

ニュース

戦闘機

おすすめの記事

スイス、軍事プロジェクトの品質管理を外注へ

このコンテンツが公開されたのは、 スイスの17件の主要軍事プロジェクトが、2026年初めから外部コンサルタントによる監査対象となる。これにはF-35戦闘機の調達も含まれる。

もっと読む スイス、軍事プロジェクトの品質管理を外注へ
煙の立ち上る原子力発電所

おすすめの記事

スイスの政治

スイス・ゲスゲン原発、再稼働はさらに半年延期

このコンテンツが公開されたのは、 スイス北西部のゲスゲン原子力発電所の運転再開がさらに6カ月間遅れることになった。定期検査が行われた5月下旬以降、発電を停止している。

もっと読む スイス・ゲスゲン原発、再稼働はさらに半年延期
会見に応じるスイスのカシス外相とイタリアの外相

おすすめの記事

スイス、ロシア・ウクライナ首脳会談の「準備は万全」

このコンテンツが公開されたのは、 スイス連邦政府のイグナツィオ・カシス外相は19日、ウクライナ情勢を巡る和平交渉について、スイスはロシアとウクライナの首脳会談を開催する「準備は万全」と述べた。

もっと読む スイス、ロシア・ウクライナ首脳会談の「準備は万全」
ドナルド・トランプ大統領

おすすめの記事

世界貿易

トランプ氏、スイス大統領に金銭支払いを要求 関税発表前日の電話会談の詳細が明らかに

このコンテンツが公開されたのは、 スイスに対し39%の関税を発表する前日の7月31日、ドナルド・トランプ大統領がカリン・ケラー・ズッター大統領との電話会談で、米国への「投資」ではなく直接的な金銭支払いを要求していたことが分かった。大衆紙ブリック日曜版が報じた。

もっと読む トランプ氏、スイス大統領に金銭支払いを要求 関税発表前日の電話会談の詳細が明らかに
大西卓哉飛行士

おすすめの記事

宇宙研究

国際宇宙ステーションでロボットが「宝探し」に成功 スイスも貢献

このコンテンツが公開されたのは、 日本製とドイツ製のロボットが、国際宇宙ステーション(ISS)で「宝探し」をして遊んだ。スイス・ルツェルン応用科学芸術大学(HSLU)もこの実験に貢献した。

もっと読む 国際宇宙ステーションでロボットが「宝探し」に成功 スイスも貢献
ジュネーブのトラム

おすすめの記事

気候適応

ジュネーブ州、バス・路面電車を13日のみ無料に オゾン濃度が急増

このコンテンツが公開されたのは、 ジュネーブ州では13日、バスやトラム(路面電車)など公共交通機関が終日無料となった。オゾン濃度が急増したことへの対応で、スイスでは初めての措置だ。

もっと読む ジュネーブ州、バス・路面電車を13日のみ無料に オゾン濃度が急増

swissinfo.chの記者との意見交換は、こちらからアクセスしてください。

他のトピックを議論したい、あるいは記事の誤記に関しては、japanese@swissinfo.ch までご連絡ください。

SWI swissinfo.ch スイス公共放送協会の国際部

SWI swissinfo.ch スイス公共放送協会の国際部