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犬の密輸を摘発



2006年から義務付けられた犬のマイクロチップ。データバンクに登録される

2006年から義務付けられた犬のマイクロチップ。データバンクに登録される

(Keystone)

ザンクトガレン州ヘールブルッグの税関警察は1月19日、東スイスに住む犬のブリーダー ( 育種家 ) が12匹の犬を違法にスイスへ持ち込んでいたことを突き止めた。密輸された犬の大半は、義務付けられている狂犬病予防接種を受けていなかった。

税関警察がこの違法行為に注目したのは、インターネットによる告発があったため。その後捜査に乗り出し、業者の違法行為を立証した。

断尾は禁止

 東スイスで犬を飼育しているこの女は、5カ月間にわたって数種類の犬12匹を違法にスイスへ持ち込んでいた。犬のほとんどは狂犬病予防接種を受けておらず、所有者や犬の情報を記録したマイクロチップを埋め込まれていない犬もあった。これらは違法行為に値する。この女は、事情を知らない犬の愛好家に密輸した犬を売り渡していた。

 このような関税法および付加価値税法に対する違法行為のほか、この女には動物伝染病法に対する違法行為の疑いもかけられており、多額の罰金の支払いが予想される。

 外国からスイスに動物を輸入する場合は、基本的に必ず付加価値税を支払わなければならない。そのため、輸入業者は動物輸入を自発的に税関に届け出るよう義務付けられている。さらに、スイス国内の動物の保護対策として、越境時には輸入犬が規定の予防接種をすべて済ませていることを証明しなければならない。

 また、2002年6月以降は尾を切られた犬の輸入は基本的に禁止されている。断尾断耳は犬に非常な痛みをもたらす上、ほかの犬とのコミュニケーションに欠かせない体の部分を失うことになるからだ。

 2005年から2009年の間に、犬に関して税関警察が起こした刑事訴訟は合計453件に上る。その内容は、休暇先で見つけた犬をスイスへ持ち込もうとした老女から、スイスの「愛犬家」に売ろうと断尾された子犬を車のトランクに入れて密輸し、駐車場で取引していた冷酷な犬業者までさまざまだ。ほとんどの場合、密輸された犬の健康状態は非常に悪いという。

swissinfo.ch、外電


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