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スイス、5月2日から全入国規制を撤廃

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マスクも特別な入国要件もなくなり、スイスの空港は徐々に通常化しつつある © Keystone / Salvatore Di Nolfi

スイスは5月2日から新型コロナウイルス感染対策として講じていた入国規制を全面解除する。日本からも観光目的・ワクチン未接種でも入国できるようになる。

連邦移民事務局は21日、ツイッターアカウント外部リンクで現行の入国規制が5月2日に解除され、同日から通常の入国ルールが適用されると投稿した。ウェブサイト外部リンクも更新されている。

今のところ、シェンゲン協定外の国は一部の例外を除いて全て「高リスク国」に指定され、これらの国からの観光や労働目的での入国は原則として認められなかった。

ただしこの原則には多くの例外があった。18歳以下やスイスを経由するだけの人、スイスや欧州連合(EU)、世界保健機関(WHO)の認めるワクチンを完全接種した人などは観光目的でも入国できた。

コロナ前の入国ルールに

政府は2月17日、ワクチン接種や感染歴、陰性の証明や入国フォームへの記入などの入国ルールを撤廃した。だが移民局指定の「高リスク国」に対する入国規制は残っていた。

今月1日には国内のコロナ感染対策も全て解除され、公共交通機関でのマスク着用や陽性者の5日間の隔離も不要になった。

誰がどのような条件で入国できるか、詳細は政府の公式サイト「トラベルチェック外部リンク」や移民局のウェブサイト外部リンクに説明がある。

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