スイス空軍のアクロバットチーム、パトルイユ・スイス
© Keystone / Anthony Anex
スイス空軍のアクロバットチーム「パトルイユ・スイス(Patrouille Suisse)」が6日、誤って開催予定地の自治体から約6キロメートル離れた隣町上空でパフォーマンスをしていたことが分かった。無料紙20min.が報じた。
このコンテンツが公開されたのは、
スイス軍のダニエル・ライスト報道官が事実関係を認めた。
パトルイユ・スイス外部リンクはこの日、バーゼル・ラント準州ランゲンブルック上空でパフォーマンスを行う予定だった。だが編隊のリーダーが近隣のソロトゥルン州ミュムリスヴィール上空を通過する際、地上で大規模なイベントをやっているのを目にし、ここが予定地だと勘違いしたという。
ランゲンブルックでは地元出身で航空業界のパイオニア、オスカー・ビデ―さんの死後100年を悼む式典が行われていた。
ミュムリスヴィールで開催されていたのは、スイス北西部ヨーデル祭りだった。
(以下の映像は過去のものです)
ライスト報道官は「心配するほどのミスではない」とコメント。パトルイユ・スイスの機体はF5Eタイガー で、搭載するナビゲーションシステムは40年以上前のものだ。
インターネット上では「これが実戦じゃなくて良かった」などと皮肉る声も挙がったが、ライスト報道官は、同機は装備が古いためにすでに実戦から退役しており「緊急時に出動することはない」と述べた。
おすすめの記事
ジュネーブ国連職員約500人が予算削減に反対するデモ
このコンテンツが公開されたのは、
メーデーの1日、ジュネーブで国連欧州本部職員500人近くが国連の緊縮財政に反対する異例のデモ活動を実施した。
もっと読む ジュネーブ国連職員約500人が予算削減に反対するデモ
おすすめの記事
バーゼルで「カラオケ路面電車」走行 欧州歌合戦に合わせ
このコンテンツが公開されたのは、
5月11~17日の欧州国別対抗の音楽祭「ユーロヴィジョン・ソング・コンテスト(ESC)」開催中、バーゼルでは「カラオケ・トラム(路面電車)」が運行する。ビンテージ車両で90分間かけて街を走る間、乗客は無料で歌い踊ることができる。
もっと読む バーゼルで「カラオケ路面電車」走行 欧州歌合戦に合わせ
おすすめの記事
ジャッキー・チェンさんに名誉豹賞 ロカルノ映画祭
このコンテンツが公開されたのは、
第78回ロカルノ国際映画祭で、香港出身の俳優ジャッキー・チェンさん(71)に生涯功労賞である「名誉豹賞」が贈られることが決まった。
もっと読む ジャッキー・チェンさんに名誉豹賞 ロカルノ映画祭
おすすめの記事
グミベアが躍る「ロボケーキ」大阪・関西万博スイス館で展示
このコンテンツが公開されたのは、
動くクマのグミ、チョコレート味の電池――大阪・関西万博のスイス館では、ロボット工学者とパティシエ、ホテリエが合作した「ロボケーキ」が展示されている。
もっと読む グミベアが躍る「ロボケーキ」大阪・関西万博スイス館で展示
おすすめの記事
スイス外相、大阪・関西万博で結束と対話をアピール
このコンテンツが公開されたのは、
日本を公式訪問中のスイスのイグナツィオ・カシス外相は22日、2025年大阪・関西万博のスイス・ナショナルデーのオープニングセレモニーに出席し、結束と対話を呼びかけた。
もっと読む スイス外相、大阪・関西万博で結束と対話をアピール
おすすめの記事
フランシスコ教皇死去、スイス大統領が哀悼
このコンテンツが公開されたのは、
スイスのカリン・ケラー・ズッター連邦大統領は、21日死去したローマ教皇フランシスコに哀悼の意を表した。
もっと読む フランシスコ教皇死去、スイス大統領が哀悼
おすすめの記事
WEFのクラウス・シュワブ会長が辞任
このコンテンツが公開されたのは、
世界経済フォーラム(WEF)は21日、創設者で会長のクラウス・シュワブ氏が同日付で辞任したと発表した。
もっと読む WEFのクラウス・シュワブ会長が辞任
おすすめの記事
スイス外相、日本と中国を訪問
このコンテンツが公開されたのは、
イグナツィオ・カシス外相は日本と中国を公式訪問する。
もっと読む スイス外相、日本と中国を訪問
おすすめの記事
TIME誌、スイス人弁護士を「最も影響力のある100人」に選出
このコンテンツが公開されたのは、
米誌タイムズの「2025年最も影響力のある100人」に、弁護士コーデリア・ベール氏がスイス人女性では唯一ランクインした。ベール氏は気候訴訟で異例の勝訴判決を勝ち取った人物だ。
もっと読む TIME誌、スイス人弁護士を「最も影響力のある100人」に選出
おすすめの記事
ミグロ、スイス初の年中無休スーパーを開店へ
このコンテンツが公開されたのは、
スイス小売大手のミグロ(Migros)は14日、アッペンツェル・アウサーローデン準州ヘリザウにある1店舗を年中無休化すると発表した。
もっと読む ミグロ、スイス初の年中無休スーパーを開店へ
続きを読む
おすすめの記事
スイスのアクロバット飛行チーム、消滅か?
このコンテンツが公開されたのは、
スイス空軍のアクロバット飛行チーム「パトルイユ・スイス(Patrouille Suisse)」が、存続の危機にある。軍事費削減のため、チームの維持が困難になっているのだ。
もっと読む スイスのアクロバット飛行チーム、消滅か?
おすすめの記事
スイス軍、トランスジェンダーにも門戸開放か
このコンテンツが公開されたのは、
スイス軍は性的マイノリティー(少数者)の兵士の受け入れ態勢を強化している。性の多様性の担当部局を設けたほか、体と心の性が一致しないトランスジェンダーの人たちを「不適格」とし入隊を原則認めない規則を見直している。
もっと読む スイス軍、トランスジェンダーにも門戸開放か
おすすめの記事
スイスの戦闘機購入計画 グリペンEが脱落、F35Aなど4機へ
このコンテンツが公開されたのは、
スイス連邦政府が進める戦闘機購入計画で、スウェーデン・サーブ社のJAS39グリペンEが、スイス空軍基地で今月末に予定している候補機のテスト飛行に参加しないことになった。
もっと読む スイスの戦闘機購入計画 グリペンEが脱落、F35Aなど4機へ
おすすめの記事
スイス政府、総額6千億円の戦闘機購入計画を国民投票へ
このコンテンツが公開されたのは、
日本では安倍晋三首相がF35戦闘機の大量購入をトランプ大統領に表明したとして物議を醸したが、遠く離れたスイス連邦内閣は戦闘機と迎撃ミサイル購入計画のうち、内閣は総額60億フラン(約6600億円)の戦闘機購入だけを国民投票にかけることを決めた。
もっと読む スイス政府、総額6千億円の戦闘機購入計画を国民投票へ
おすすめの記事
スイスの諜報機関にまつわる10の疑問
このコンテンツが公開されたのは、
スイスの連邦情報機関(NDB)は、小さく「知的な」諜報機関だそうだ。でも実際は、血なまぐさい行為よりもむしろ初歩的なミスを犯す組織として話題に上がることの方が多い。そんなスイスの諜報機関を知る10個のポイントを紹介する。
もっと読む スイスの諜報機関にまつわる10の疑問
おすすめの記事
銃好きのスイス、規制の歴史
このコンテンツが公開されたのは、
スイスの銃規制法と銃の所持率の高さは、この国が銃を所持する権利や国民軍の必要性を深く信じていることと関係している。何世紀も前には、一部の州で、男性は銃を持っていないと結婚が出来ないと定めた法律もあったほどだ。しかし、最近の国民投票や欧州連合(EU)との合意によって、誰がどんな銃を所持していいのか、そしてそのリスクについて議論されるようになってきている。
もっと読む 銃好きのスイス、規制の歴史
おすすめの記事
スイスアルプス地下の旧弾薬庫、爆発リスク増大
このコンテンツが公開されたのは、
スイスアルプスの地下にある旧弾薬庫で、格納された弾薬が爆発する危険性が増大している。連邦環境省環境局が、15日に発表した調査報告書の中で、その実態を確認した。
もっと読む スイスアルプス地下の旧弾薬庫、爆発リスク増大
swissinfo.chの記者との意見交換は、こちらからアクセスしてください。
他のトピックを議論したい、あるいは記事の誤記に関しては、japanese@swissinfo.ch までご連絡ください。