スイスは10年以上にわたり、サッカーの国際大会に治安対策の専門家を派遣し、フーリガン対策を支援している
Keystone
14日に開幕するサッカーのワールドカップ(W杯)ロシア大会に向け、スイスは治安対策専門の警察官5人を現地に派遣する。フーリガン対策で地元治安部隊を支援する。
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スイス連邦警察庁は、5人のうち2人がモスクワの国際協力センターで活動すると述べた。
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残りの3人はスイス代表が出場する試合会場でファンの安全を守る。
連邦警察庁の広報担当によると、派遣される警察官は武器を携帯せず、逮捕などの行為には関与しない。
専門家は、22日のグループステージ・スイス対セルビア戦で、暴力事件が起きるリスクが高いと警告している。ロシア大会は7月15日まで開催される。
フーリガンはスイス国内でも問題になっており、スイスサッカー協会と警察機関はチューリッヒ、バーゼル、ベルンなどの都市部でフーリガンの取り締まりに苦慮している。
今年4月には、バーゼルで行われた国内リーグの試合で、大敗したFCチューリヒのファンが帰りの電車内で暴れ、電車が緊急停止する騒ぎが起きた。
昨年には、男がサッカーの試合中に火薬を投げ込み、懲役3年の有罪判決を受けた。
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