スイスは10年以上にわたり、サッカーの国際大会に治安対策の専門家を派遣し、フーリガン対策を支援している
Keystone
14日に開幕するサッカーのワールドカップ(W杯)ロシア大会に向け、スイスは治安対策専門の警察官5人を現地に派遣する。フーリガン対策で地元治安部隊を支援する。
このコンテンツが公開されたのは、
スイス連邦警察庁は、5人のうち2人がモスクワの国際協力センターで活動すると述べた。
>>フーリガンだってショッピングが好き スイスのフーリガン語る
残りの3人はスイス代表が出場する試合会場でファンの安全を守る。
連邦警察庁の広報担当によると、派遣される警察官は武器を携帯せず、逮捕などの行為には関与しない。
専門家は、22日のグループステージ・スイス対セルビア戦で、暴力事件が起きるリスクが高いと警告している。ロシア大会は7月15日まで開催される。
フーリガンはスイス国内でも問題になっており、スイスサッカー協会と警察機関はチューリッヒ、バーゼル、ベルンなどの都市部でフーリガンの取り締まりに苦慮している。
今年4月には、バーゼルで行われた国内リーグの試合で、大敗したFCチューリヒのファンが帰りの電車内で暴れ、電車が緊急停止する騒ぎが起きた。
昨年には、男がサッカーの試合中に火薬を投げ込み、懲役3年の有罪判決を受けた。
おすすめの記事
スイス政府、相互関税で米国との協議継続を表明
このコンテンツが公開されたのは、
米国がスイスに課す39%の「相互関税」をめぐり、スイス政府は4日、米国との協議を続け「より魅力的な提案をする」と表明した。
もっと読む スイス政府、相互関税で米国との協議継続を表明
おすすめの記事
トランプ政権、スイスに39%の相互関税を発表
このコンテンツが公開されたのは、
米国はスイスに課す相互関税率を39%と発表。スイス政府は「大変遺憾に思う」と表明した。
もっと読む トランプ政権、スイスに39%の相互関税を発表
おすすめの記事
スイス銀行の顧客を騙した英国人留学生に有罪判決
このコンテンツが公開されたのは、
スイス銀行を狙った口座乗っ取り事件で、英国で刑事告訴されていた英国人学生(21)に禁固7年の有罪判決が言い渡された。スイス連邦検察庁によると、学生はスイスの銀行顧客から約240万フラン(約4億4000万円)を騙し取った。
もっと読む スイス銀行の顧客を騙した英国人留学生に有罪判決
おすすめの記事
温暖化でスイスがオリーブの名産地に?
このコンテンツが公開されたのは、
スイス西部のフランス語圏は温暖化によりオリーブの木を育てやすくなっている。生産者らは2026年には栽培本数が2万本に倍増し、南部のイタリア語圏ティチーノ州を追い抜くと見込む。
もっと読む 温暖化でスイスがオリーブの名産地に?
おすすめの記事
アルプスに新しい巨大地上絵が登場
このコンテンツが公開されたのは、
世界各地で巨大な地上絵を描くアーティストのSAYPE(セイプ)さんが、スイス南部ヴォー州のアルプス山頂に新作を完成させた。
もっと読む アルプスに新しい巨大地上絵が登場
おすすめの記事
スイス・ゲスゲン原発、定期検査後に稼働再開できず
このコンテンツが公開されたのは、
スイス北部デニケン(ソロトゥルン州)のゲスゲン原子力発電所が2カ月近く、発電を停止している。給水配管システムに過負荷がかかっている可能性があり、安全性が証明されるまで発電を再開できていない。
もっと読む スイス・ゲスゲン原発、定期検査後に稼働再開できず
おすすめの記事
欧州人権裁判所、スイスは「セメンヤさんの権利を侵害」
このコンテンツが公開されたのは、
欧州人権裁判所(ECHR)大法廷は10日、スイスが女子陸上五輪金メダリストのキャスター・セメンヤさん(南アフリカ)の権利を侵害したとする2023年の判決を支持した。
もっと読む 欧州人権裁判所、スイスは「セメンヤさんの権利を侵害」
おすすめの記事
スイスの抗生物質開発企業、塩野義と研究・ライセンス契約を締結
このコンテンツが公開されたのは、
抗生物質の開発に特化するスイスの新興バイオ企業ビオヴェルシス(BioVersys)は2日、日本の塩野義製薬と共同研究・独占ライセンス契約を結んだと発表した。
もっと読む スイスの抗生物質開発企業、塩野義と研究・ライセンス契約を締結
おすすめの記事
スイス公共放送協会、大規模な組織再編計画を発表 人員削減も
このコンテンツが公開されたのは、
スイス放送協会(SRG SSR)は政府の予算削減を踏まえた組織再編計画を発表した。4言語圏の放送局のスポーツ、ドラマ、制作、配給、人事、財務、ITサービスなど各部門を縦割りで再編成する。
もっと読む スイス公共放送協会、大規模な組織再編計画を発表 人員削減も
おすすめの記事
スターリンクの衛星アンテナ設置に反対運動 スイス南部
このコンテンツが公開されたのは、
米宇宙企業SpaceX(スペースX)が運営する通信衛星「Starlink(スターリンク)」のアンテナ40基をスイス南部の村に設置する計画に対し、反対する声が上がっている。
もっと読む スターリンクの衛星アンテナ設置に反対運動 スイス南部
続きを読む
おすすめの記事
まさに芸術 スイス独自のサッカー選手ステッカーコレクションが今年も発売
このコンテンツが公開されたのは、
サッカーのワールドカップ(W杯)の開幕が14日に迫った。スイスでは、世界のスター選手のステッカーコレクションが今年も発売された。すでに第6版を数える独自のステッカーコレクションは選手の顔写真ではなく、さまざまなアーティストが各選手の似顔絵を描いた。十人十色のデザインが彩るコレクションはまるでアートだ。
もっと読む まさに芸術 スイス独自のサッカー選手ステッカーコレクションが今年も発売
おすすめの記事
今夜サッカー日本VSスイス スイス各紙が日本の熱気伝える
このコンテンツが公開されたのは、
サッカーのワールドカップ(W杯)に向け、8日午後7時(日本時間午前2時)にスイス・ルガーノで日本代表とスイス代表の強化試合が行われる。現地には続々とファンが集結して熱気が高まる中、スイス各紙も対日本戦に大きく注目している。
もっと読む 今夜サッカー日本VSスイス スイス各紙が日本の熱気伝える
おすすめの記事
サッカーのワールドカップ、スイス代表の顔ぶれは?
このコンテンツが公開されたのは、
スイスサッカー連盟は4日、サッカーのワールドカップ(W杯)ロシア大会の代表23選手を発表した。スイスのW杯出場は4大会連続11度目。ユーロ2016に出場した同国代表チームに、新たな顔ぶれの6人が名を連ねた。
もっと読む サッカーのワールドカップ、スイス代表の顔ぶれは?
おすすめの記事
スイスが4大会連続ワールドカップ出場へ
このコンテンツが公開されたのは、
サッカーのワールドカップ(W杯)ロシア大会の欧州予選プレーオフは12日、第2戦が行われ、スイスが北アイルランドと0―0で引き分け、1勝1引き分けで4大会連続11回目のワールドカップ出場を決めた。
もっと読む スイスが4大会連続ワールドカップ出場へ
おすすめの記事
汚職疑惑のFIFA元事務局長の捜査を開始 スイス検察
このコンテンツが公開されたのは、
スイス連邦検察庁は12日、サッカーのワールドカップ(W杯)をめぐる汚職事件で、国際サッカー連盟(FIFA)のジェローム・バルク前事務局長と、ビーイン・メディア・グループのトップで、フランス1部リーグに所属するパリ・サンジェルマンのナセル・アル・ケライフィ会長の捜査を開始したと発表した。
もっと読む 汚職疑惑のFIFA元事務局長の捜査を開始 スイス検察
おすすめの記事
「FIFAワールド・サッカーミュージアム」がチューリヒにオープン!
このコンテンツが公開されたのは、
最初に申し上げておくと、筆者は特別なサッカーファンという訳ではない。スイスに住むまでは、むしろその逆であった。しかしヨーロッパに住んでみると、国をあげて熱狂するサッカー人気の凄さに圧倒されるばかりだ。特にワールドカップ…
もっと読む 「FIFAワールド・サッカーミュージアム」がチューリヒにオープン!
おすすめの記事
FIFA新会長、放映権をめぐる収賄に関与か
このコンテンツが公開されたのは、
複数の報道機関によると、インファンティノ氏はアルゼンチンのビジネスマン2人とある契約を交わし、その2人は後に米国で起訴された。 また、当時、欧州連盟(UEFA)の役員だったインファンティノ氏は、南米での欧州チャンピオ…
もっと読む FIFA新会長、放映権をめぐる収賄に関与か
おすすめの記事
FIFA会長選 インファンティーノ氏、サッカー界の頂点を狙う
このコンテンツが公開されたのは、
スイス・チューリヒで26日に行われる、国際サッカー連盟(FIFA)の会長選挙には、5人が立候補している。その中の1人が欧州連盟(UEFA)のジャンニ・インファンティーノ事務局長(45)だ。インファンティーノ氏と、FIFAの汚職事件で辞任したゼップ・ブラッター前会長には共通点がある。スイス南部ヴァリス(ヴァレー)州出身で、サッカー界での実務経験が豊富だ。インファンティーノ氏は、「私はブラッター氏ではない」とクリーンさを訴える。だが、同氏も他の候補者と同様、「不正に揺れたサッカー界の人間だ」と冷ややかに見る批評家もいる。
もっと読む FIFA会長選 インファンティーノ氏、サッカー界の頂点を狙う
swissinfo.chの記者との意見交換は、こちらからアクセスしてください。
他のトピックを議論したい、あるいは記事の誤記に関しては、japanese@swissinfo.ch までご連絡ください。