
スイスにBYDが上陸 年内に15店舗

中国の電気自動車(EV)メーカー比亜迪(BYD)が正式にスイス市場に進出する。年内に全国で15店舗を出店する計画だ。

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BYDは1日、スイス北東部シュプライテンバッハ(アールガウ州)の催事場でスイス参入を発表した。まずセダン「シール」と多目的スポーツ車(SUV)「シーライオン7」「シールU DM-i」の3シリーズを販売する。「シールU DM-i」の販売価格は4万2990フラン(約730万円)。
第1号店はチューリヒ市街地のウラニア通りに開く。続いてツークなど他の都市にも出店する。南部ルガーノやベリンツォーナではイタリア語圏のカーディーラー、オートモーティブ・スイスと共同での出店も検討している。このほか年内にルツェルン、アーブルク、ベラッハ、バーゼル、ベルン、ビール、ヌーシャテル、ラ・ショー・ド・フォン、ローザンヌ、モントルー、ジュネーブに開業予定。
BYDスイスのジョンティ・リー社長は大衆紙ブリックの取材に、「イノベーションやサービス、品質を重視しているという点で、BYDとスイスは互いのために生まれてきたようなものだ」と語った。
英語からの翻訳:ムートゥ朋子

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