スイス中銀、2025年の為替介入額は52億フランに
スイス国立銀行(中央銀行、SNB)が17日発表した年次報告書によると、2025年通年の外貨購入額は52億フラン(約1兆円)と、例年に比べ少なかった。まとまった外貨買いは、ドナルド・トランプ米大統領の「解放記念日」で幕を開けた4~6月期以降に行われた。
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公表済みだった1~9月期の外貨購入額は52億フランをやや下回る額だったため、10~12月の介入額は皆無または微小だった計算になる。SNBは今月末に10~12月分の詳細を公表する。
介入の大部分は4~6月期に集中し、51億フラン弱に達した。トランプ大統領が多くの国に課す高関税を発表した「解放の日」を機に、為替市場ではドル安が進み、それに伴ってスイスフランが大幅に上昇した。フラン高騰に歯止めをかけるため、SNBは介入に踏み切ったとみられる。
ただスイスにとって、政治的な理由から外貨購入は極めてデリケートな問題だ。アメリカは何度かスイスを為替操作国と認定しており、アメリカと関税協定の交渉を続けるスイスにとって好ましくない状況となっている。
英語からのGoogle翻訳:ムートゥ朋子
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