動物の剥製(はくせい)や骨董品のコレクション。チューリヒに住む手品師の希少品収集家が集めた
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しいたけの培養棚。気温や二酸化炭素量が厳重に管理されている。オプヴァルデン準州のケルンサー・エーデルピルツェ社
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と殺場のハラル肉の冷蔵室。バーゼル・ラント準州ブックテン
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地方刑務所のピンクの独房。ベルン州ブルクドルフ
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舞台用シューズロッカー。チューリヒのオペラハウス
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バーゼルのヒュースケス整形外科の機械室
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バーゼル大学病院のベッドセンター「K 2c」
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ベルンの連邦議事堂の325番会議室
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チューリヒのロボット製造・販売「アヴァタリオン」の倉庫前
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バーゼル地域の依存症支援所にある違法薬物の注射室。注射器の使い回しなどによる不衛生な薬物摂取を防ぐ
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バーゼルのダークルーム
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ユングフラウヨッホ・スフィンクス展望台のドーム内部。ベルンの国際財団「アルプス高地研究所ユングフラウヨッホ & ゴルナーグラート」
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バーゼルにあるスイス公共放送(SRF)のラジオドラマ収録室
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金の探鉱。ルツェルン近郊のナプフ地域
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厳重なセキュリティが張られたピンク色の独房、連邦議事堂の秘密の会議室、ユングフラウヨッホの岩盤に造られた研究所――。これらの共通点は何だろうか?答えは「スイスの隠れた名所」。つまり一般市民が普段出入りできない、または全く知られていない場所だ。
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Kostas Maros & Catherine Iselin、 Ester Unterfinger (写真編集)
美術史家のカトリーヌ・イズラン氏と写真家コスタス・マロス氏はプロジェクト「HIDDEN」を立ち上げ、何が隠された場所を魅力的にするのか、要因を探った。2人は共に、ほとんどの人が足を踏み入れることの出来ない場所や未知の場所25カ所を巡った。非日常的に日常的なもの、極めて特異なもの、多様でなおかつユニークなものを探求。その結果を写真展と写真集にまとめた。
イズラン氏とマロス氏は、一般人には全く知られていない場所を集めた。あるいは知られていても通常は立ち入れない場所、良く知られていながら誰も見たことがない場所だ。それらはただ隠れているだけではなく、人々の好奇心を駆り立て、じっくり観察することで絶大な印象を与える力を秘めている。
(独語からの翻訳・ムートゥ朋子)
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