時計産業、今年も売り上げ絶好調
時計産業が、今年も好調だ。輸出総額3%以上増、940億スイスフランにのぼる新記録が予測される。
時計産業が、今年も好調だ。輸出総額3%以上増、940億スイスフランにのぼる新記録が予測される。
今年最初の4半期での時計と装置の輸出額は、前年比14.5%増の294万スイスフランだった。輸出の伸びは、7月末までは確実だと予測され、記録的な高売り上げだった昨年9月、11月、12月に続く安定期に入っている。
一方、時計産業連合組合は、贋物対策を続けなければ、業界は自滅に追い込まれると指摘している。組合は、主に中国、タイ、アルゼンチン、パラグアイで製造されるスイス時計の贋物対策を設定した。欧州でも贋物は多く出回っており、昨年オランダだけで52、000個の贋物が押収された。
スイスでも、昨年はチューリッヒ空港で1、400キロの贋スイス時計が押収され、モSwiss madeモ商標使用違反の時計製造に関わった数人が逮捕された。
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