チューリッヒ証券取引所、欧州3取引所合併に強気
スイス株式取引所(SWX)はパリ・アムステルダム・ブリュッセルの証券取引所合併は、全欧州取引所設立を目指すSWXの計画に影響を及ぼさないと語った。
スイス株式取引所(SWX)はパリ・アムステルダム・ブリュッセルの証券取引所合併は、全欧州取引所設立を目指すSWXの計画に影響を及ぼさないと語った。
SWXのスポークスマン、エトール・カンドルフリは、統合のプロセスは初期の段階だとし、スイスは上記3取引所だけでなくフランクフルト、ロンドン、マドリード、ミラノとも交渉していると語った。
交渉は発行者、投資家、市場参加者を保護する共通の規則、規約の制定などについて行われている。カンドルフリ・スポークスマンは3取引所が統合すれば、それだけ代表意見を述べる者が減り、議論を容易にし交渉を促進するかもしれないと言う。また、パリとブリュッセルはともかく、全欧州取引所創設交渉で大変積極的だったアムステルダムの参加は驚きだと語った。
昨年3月、イタリア、フランス、スイスの取引所は全欧州取引所設立への一環として、それぞれのエクイティ、ボンドの取り引きを促進する協力合意協定に署名した。
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