アイスホッケーのスイス代表、国旗の白十字使用認められず
アイスホッケーのスイス代表チームは、ユニフォームにスイスの白十字の紋章を付けることができなくなった。スイスアイスホッケー連盟(SIHF)が連邦行政裁判所に提出した申請が遅すぎたのが原因だ。
2017年の改正紋章保護法施行により、白十字の紋章を使えるのは原則、スイス連邦政府のみとなっている。しかし、30年間紋章を使用している企業や団体は、2年以内に継続使用の許可を申請する機会が与えられていた。
連邦行政裁判所の判決によると、SIHFの申請はこの提出期限を過ぎていた。そのため裁判所は、連邦知的財産研究所がSIHFの2021年の申請に対応しなかったのは正しかったと結論づけた。申請は2018年末までに提出しなければならなかった。ただこの判決には上訴が可能だ。
英語からの翻訳:宇田薫
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