新年を祝う冬の風物詩「シルベスタークラウス」は新型コロナウイルスにより、多くの地域で中止になった。スイス東部フントヴィールでは1月13日、シルベスタークラウスが新年のお祝いを言いに、地元の農家を回った
Keystone / Gian Ehrenzeller
1月21日、世界経済フォーラム(WEF)の年次会議(ダボス会議)に出席したトランプ米大統領(左)。スイスのシモネッタ・ソマルーガ連邦大統領との首脳会談中にもかからわらず、表情はどこか上の空だ
AP
1月17日、ローザンヌの気候デモでスピーチするスウェーデンの環境活動家グレタ・トゥーンベリさん
Keystone / Gabriel Monnet
1月25日、凍ったシュヴァルツゼー(シュヴァルツ湖)の上を歩く人たち。フリブール州で撮影
Keystone / Anthony Anex
3月7日、国際女性デー(同月8日)の前夜にフラッシュモブをする女性たち。フラッシュモブとは、歩行者を装った人達が突如、街頭で行うパフォーマンスのことだ。ローザンヌで撮影
Keystone / Jean-christophe Bott
4月1日、ヴァレー(ヴァリス)州シオンの病院の集中治療室で、コロナ患者の対応に当たる医療スタッフ
Keystone / Jean-christophe Bott
4月22日、スイス東部のホテルで、高齢者にパフォーマンスを披露するサーカス団のピエロ。高齢者たちは入居先の高齢者施設で新型コロナウイルスの感染者が出たため、このホテルに避難していた
Keystone / Gian Ehrenzeller
6月24日、ルツェルン湖で涼をとる若者たち
Keystone / Urs Flueeler
8月13日、舞台芸術の祭典「チューリヒ・シアター・スペクタクル」で、水着姿の演者約20人がオペラ「Sun & Sea」を披露した
Keystone / Ennio Leanza
8月、南部ティチーノ州を襲った豪雨
Keystone / Alessandro Crinari
9月30日、ルツェルンの観光スポット「瀕死のライオン像」前で、芸術家バーバラ・キーナーさんが披露した24時間のパフォーマンス「ライオンに仲間入り」
Keystone / Urs Flueeler
10月21日、新型コロナウイルス感染状況の記者会見を終え、席を立つアラン・ベルセ内相
Keystone / Peter Schneider
12月19日、ティチーノ州レベンティーナ谷カリでスキーリフトの運転が始まった。新型コロナウイルスの第二波が尾を引く中、連邦政府はスキー場の営業を各州の裁量にゆだねると発表した
Keystone / Alessandro Crinari
新型コロナウイルス一色となった2020年。スイスでもマスク姿で歩く人がもはや珍しくなくなった。だが、コロナ以外でも多くの出来事があった。写真で振り返る。
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在外スイス人や「風変わりなスイス」の記事、日刊/週刊ブリーフィングを執筆。英語部門の記事の翻訳、編集、校正、動画のナレーションも担当。
ロンドンで生まれ、ドイツ語と言語学の学位を取得。2005年にベルンに移住する前はインディペンデント紙のジャーナリストだった。スイスの3つの公用語すべてを話すことができ、スイス国内を旅しながら、パブやレストランでスイス語を練習するのが好き。
マルチメディア・チームの一員として、写真編集、写真選定、エディトリアルイラストレーション、ソーシャルメディアなど、画像全般を担当。
1997年から2002年までチューリヒとロンドンでグラフィックデザインを学ぶ。それ以来、グラフィックデザイナー、アートディレクター、フォトエディター、イラストレーターとして働く。
3月以降は新型コロナウイルスに伴う部分的なロックダウン(都市封鎖)など、様々な制限措置が課されたが、それ以前には各国の首脳や著名人がスイスを訪れた。その一人がトランプ米大統領だ。ただ重要な首脳会談の最中に、表情はどこか上の空。環境活動家のグレタ・トゥーンベリさんが観衆に訴えかける姿は、どこか布教活動のようにも見える。
そのほかにも湖で楽しそうに遊ぶ若者、女性の権利を声高に訴える人など、写真ギャラリーからは実にさまざまな感情が垣間見える。
皆様、どうぞ良いお年をお迎えください。
(英語からの翻訳・宇田薫)
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