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神経科学 マウスの脳を3Dで探索可能に 連邦工科大学ローザンヌ校発表

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ヘンリー・マークラム氏が2016年に脳のプレゼンテーションを行う様子。氏はブルー・ブレイン・プロジェクのトリーダーを務める

(Keystone)

ローザンヌのブルー・ブレイン・プロジェクトの研究者らは28日、マウスの脳の「細胞アトラス」を発表した。これは3D、かつインタラクティブで絶えず進化する脳細胞のシミュレーションだという。

「これは手描きの地図が衛星画像のデジタル・バージョンにアップグレードされたようなものだ。グーグルアースで地球をナビゲートするように、マウスの脳の内部を探索できるようになる」と研究者は説明する。

開発された「細胞アトラス」は、5年間にわたり収集した何千もの脳組織の染色データを統合。マウス脳の全737領域の細胞をデジタル化した3Dの地図を作成することに初めて成功した。

ブルー・ブレイン・プロジェクトが拠点を置く連邦工科大学ローザンヌ校(EPFL)のプレスリリース他のサイトへでは、この開発が「マウス脳の完全なシミュレーションに向けた大きなステップ」であり、人間の脳科学の進歩も潜在的に「大幅に」加速すると説明している。

≫ローザンヌで行われている脳研究についてもっと知る

開発の中心となったクサバ・エレー氏は、「国家のモデル化に人口統計データが欠かせないように、脳の回路の構成要素を知り、どのように配置されているかを知ることは脳のモデル化には重要な出発点だ」と言う。

このプロジェクトは脳をマッピングするという以前の試みよりもさらに進み、脳のスライスを積み重ねるだけでなく、脳内の既知の細胞で利用可能なデータには全て数値と位置を関連付け、デジタルで探索可能な地図にした。

また、この地図はEPFLの研究者によると初の「動的な」地図だという。マウスの脳について新しい発見があれば、その研究成果を地図に書き込んで進化させることができるという。研究者らは特にこのフィーチャーの推進に力を入れている。

地図は計算論的神経科学の雑誌の「フロンティアズ・コンピュテーショナル・ニューロサイエンス(Frontiers in Computational Neuroscience)」のジャーナルに掲載された。マウスの脳の3D映像はこちらで閲覧が可能他のサイトへ

swissinfo.ch/dos

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