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スイスの町ラ・ショー・ド・フォンで暴風、約40人が死傷

ラ・ショー・ド・フォンを襲った暴風雨
ラ・ショー・ド・フォンを襲った暴風雨 © Keystone / Jean-christophe Bott

スイス時計産業の中心地で、世界的な建築家ル・コルビュジェの生地としても知られる同国北西部の町ラ・ショー・ド・フォンで24日、暴風が吹き、1人が死亡、約40人が負傷した。

最高時速217キロメートルの突風が吹き荒れ、建物の屋根が飛び、樹木が倒れるなどした。

建物4~5千棟、車両1千台、周辺地域の森林1600ヘクタールが被害を受けた。地元自治体は25日午後の会見で、インフラの修復には最大9千万フラン(約144億円)がかかる見込みだと述べた。

>>ラ・ショー・ド・フォンを襲った暴風被害を写真で見る:


この突風で吹き飛ばされたクレーンの下敷きになり、1人が死亡した。

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375人が損壊したがれきの撤去作業に当たった。独語圏のスイス公共放送(SRF)によると、町内の約200世帯が一時停電・断水した。

スイス気象台(メテオ・スイス)によると、風速の最高記録は、1985年にグラールスで観測された190km/h。

気象台は、竜巻というよりダウンバースト(積乱雲などの下部に発生する強い下降気流)のようだとしている。

英語からの翻訳・宇田薫

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