猛暑でも「職場に短パン」は少数派 スイス、服装意識は欧州でも保守的
スイスでは猛暑が続いているにもかかわらず、多くの人が職場では長ズボンを着用している。オフィスに短パン姿は依然として稀で、他のヨーロッパ諸国と比べてもはるかに少ない。オンライン通販サイトGalaxus(ガラクサス)の委託で世論調査会社YouGovが実施した調査で明らかになった。
調査はスイス、ドイツ、オーストリア、イタリア、フランスの5カ国に住む2616人を対象に行われた。
29日公表の調査結果によると、スイスでは男性の60%が職場では長ズボンを着用すると回答した。さらに、56%がつま先の隠れた靴を履くと回答した。
一方、職場で短パンを着用するスイス人男性は27%にとどまった。この割合はイタリアと同じだった。これに対し、ドイツでは38%が短パン、69%がTシャツを着て出勤すると答え、5カ国の中で最も割合が高かった。
女性では、国ごとの差はほとんど見られなかった。調査対象の5カ国では、猛暑の日でもTシャツとパンツスタイルが主流で、スカートやワンピースを選ぶ女性は約3分の1にとどまった。
スイスは服装マナーに最も厳格
職場にふさわしい服装に対する考え方では、スイスが最も厳しい結果となった。
例えば、ウエスト以上で短く切られたトップス(クロップトップ)は、接客業務がある場合、73%が「職場にはふさわしくない」と回答した。顧客と接する機会がない職場でも、57%が不適切だと考えている。
これに対しイタリアでは、接客がない場合にクロップトップを不適切とする人は25%、接客がある場合でも37%にとどまった。
スウェットパンツについても、スイスでは接客業務がある職場では61%が「不適切」と回答したのに対し、イタリアでは39%だった。
また、ビーチサンダルに対する見方もスイスは厳しい。72%がオフィスにはふさわしくないと考えており、職場では今なお「きちんとした身だしなみ」が重視されていることが浮き彫りになった。
英語からの翻訳・校正:大野瑠衣子
JTI基準に準拠
swissinfo.chの記者との意見交換は、こちらからアクセスしてください。
他のトピックを議論したい、あるいは記事の誤記に関しては、japanese@swissinfo.ch までご連絡ください。