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耐火コンクリートでトンネル防御?

10人の死亡が確認されている24日のゴットハート・トンネル火災で、4週間前に天井の一部が耐火コンクリートにかえられたばかりだった。トンネル全体に耐火コンクリートを使用したら、惨劇は防げるのだろうか?

コンクリートの原料は、砂利、セメント、水だ。通常のコンクリートは400℃の熱で溶ける。が、ザンクト=ガレン州のハーゲルバッハ・テストギャラリー調査開発部が開発した原料にポリプロピレン繊維を加えた耐火コンクリートは、1350℃の中で2時間持ちこたえる事に成功した。同調査開発部のフォルカー・ウェツィグ部長によると、コンクリートに高熱を加えると中の水蒸気が膨張する。水蒸気の限界まで膨張すると、さらに膨らもうとする力が圧力となって、コンクリート構造が破壊される。また、熱が加わると各構成物が膨張し、それも構造破壊の原因になるという。そこで、ポリプロピレン繊維を加えると、温度が150℃に達した時点でポリプロピレン繊維が溶け、膨張した水蒸気の逃げ道をつくることによって破壊を防ぐ。ウェツィグ部長は、「コンクリートで事故予防はできないが、トンネルの構造を守ることはできる。」という。

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