スイス国際航空、事務職の1割を削減へ 客室乗務員は140人削減済み
スイスインターナショナル・エアラインズ(SWISS)のイェンス・フェーリンガー最高経営責任者(CEO)はドイツ語圏の大手紙NZZ日曜版(10日付)で、「事務部門の社員を約10%削減することが目標だ」と述べた。
フェーリンガー氏は記事で、客室乗務員については4月末までに退職した人に1万5000フラン(約300万円)のボーナスを支給すると約束し、自主退職のみで削減目標(140人)を達成したと説明した。
今月5日からは地上スタッフを対象として、無給休暇を取得した人に基本給の20%を支給するインセンティブを用意している。
フェーリンガー氏は人員削減が必要な理由として、航空燃料価格などコスト上昇圧力を挙げた。「構造的にコストが上昇している」と述べ、航空機の整備費、環境税、人件費の上昇などを例示した。収支構造を維持するため、総経費の10%削減が必要だと説明した。
「妥当な措置」
SWISSとエーデルワイス航空の親会社である独ルフトハンザグループは4月中旬、新たなコスト削減策を発表し、新規採用を取りやめている。
フェーリンガー氏によると、ルフトハンザは事務部門のコストを20%削減しているのに対し、SWISSは「今のところ10%しか削減していない」という。同氏はこれを「妥当な措置」と考えている。SWISSは黒字を出しているが、収益性では競合他社に劣る面もあると話した。フライト需要は健在だとフェーリンガー氏は述べ、「我々がこの機会を活かさなければ、他社が活かすだろう」と付け加えた。
SWISSのウェブサイトによると、事務部門の職員を含めた地上スタッフは昨年末時点で合計3432人を数える。
約140人の従業員が辞職した。
SWISSのCEOによると、客室乗務員に関しては目標は達成されたとのことだ。ここでもSWISSは、3月に発表した自主退職制度を利用した。この制度は、チューリッヒ拠点の約4,000人の客室乗務員を対象としていた。NZZ am Sonntagによると、4月末までに退職すれば15,000スイスフラン(19,300ドル)のボーナスが約束されていたという。
客室乗務員の解雇はない。「これらの自主的な措置のおかげで、余剰人員を削減することができました」とフェーリンガー氏は新聞に語った。合計で約140人の客室乗務員がスイス航空を退職することになる。
英語からのGoogle翻訳:ムートゥ朋子
JTI基準に準拠
swissinfo.chの記者との意見交換は、こちらからアクセスしてください。
他のトピックを議論したい、あるいは記事の誤記に関しては、japanese@swissinfo.ch までご連絡ください。