The Swiss voice in the world since 1935
トップ・ストーリー
スイスの民主主義
ニュースレターへの登録

郵便局に届くサンタクロースへの手紙 返事を書いているのは誰?

クリスマス
Keystone/Karl Mathis

スイスの郵便局には毎年、サンタクロース宛ての手紙がたくさん届く。送り主は子供から大人までさまざま。一番多いのはスイス西部のフランス語圏からで、次にイタリア語圏、ドイツ語圏と続く。

郵便局の運営事業会社スイス郵便によると、局に届くサンタ宛ての手紙は毎年2万通。対応に当たるのはティチーノ州キアッソの郵便局員らで、クリスマス期間中、サンタクロースに代わって送り主に返事を書いている。

これまで60年間、サンタ宛てでスイス郵便に送られた手紙は「送達不能」として、クリスマス前にこの局員らのチームに転送されてきた。手紙を受け取ったサンタ局員らが、小さな贈り物と一緒に送り主のもとへ返事を届ける。

昨年、サンタ宛ての手紙のうち96%は返事が発送された。295通は海外の子供たち宛てだった。子供たちの「サンタさんへのお願い」はさまざまだ。昨年は、おもちゃのレゴブロックや家庭用ゲーム機、自転車など欲しいものをずらりと書いたリストが入っていた手紙もあれば、両親に仲直りしてほしい、世界から戦争をなくして欲しいという個人的なお願いもあったという。

人気の記事

世界の読者と意見交換

ニュース

スイス公共放送協会

おすすめの記事

スイス公共放送協会、大規模な組織再編計画を発表 人員削減も

このコンテンツが公開されたのは、 スイス放送協会(SRG SSR)は政府の予算削減を踏まえた組織再編計画を発表した。4言語圏の放送局のスポーツ、ドラマ、制作、配給、人事、財務、ITサービスなど各部門を縦割りで再編成する。

もっと読む スイス公共放送協会、大規模な組織再編計画を発表 人員削減も
財布

おすすめの記事

スイスでは現金のチップが主流

このコンテンツが公開されたのは、 スイスのレストランでクレジットカードやスマホ決済が普及しているが、チップは今も現金で払うのが主流だ。消費者の多くは、チップが確実にスタッフの手元に入るようことを重視している。

もっと読む スイスでは現金のチップが主流
プラタナス

おすすめの記事

プラタナス、猛暑でも冷却効果 スイスの研究

このコンテンツが公開されたのは、 スイスの研究所が新たな研究結果を発表し、プラタナスは猛暑でも冷却効果を発揮することが分かった。樹木の冷却効果は30~35℃で限界に達するという既存の仮説を覆す結果が出た。

もっと読む プラタナス、猛暑でも冷却効果 スイスの研究
ひまわり畑

おすすめの記事

見えぬ障がい伝えるバッジ、試験配布開始 スイス連邦鉄道

このコンテンツが公開されたのは、 スイス連邦鉄道(SBB)は17 日、目に見えない障がいを持つ乗客を対象としたヘルプマークの配布を試験的に開始した。外見からは分からなくても支援・配慮を必要としている人への理解を深めることを目的としている。

もっと読む 見えぬ障がい伝えるバッジ、試験配布開始 スイス連邦鉄道

swissinfo.chの記者との意見交換は、こちらからアクセスしてください。

他のトピックを議論したい、あるいは記事の誤記に関しては、japanese@swissinfo.ch までご連絡ください。

SWI swissinfo.ch スイス公共放送協会の国際部

SWI swissinfo.ch スイス公共放送協会の国際部