
中央スイスのティトリス山頂にガラスのタワー建設

中央スイスにある人気観光地、ティトリス(標高3028メートル)を更に魅力的にする計画が発表された。技術的設備用に建てられた現存のタワーに鋼とガラスのタワーが増築される。プロジェクトの予算は1億スイスフラン(約113億円)。
ロープウェイ頂上駅には、新しい屋上テラスに加え、観光客が直接氷河にアクセスできるエスカレーターも予定されていると運営サイド外部リンクが明らかにした。
スイスの著名な建築会社ヘルツォーグ&外部リンクド・ムーロン外部リンクのピエール・ド・ムーロン氏は、「ティトリスに実用性と芸術性を組み合わせるのが我々の夢だ」と5日のプレゼンテーションで語った。
この建設プロジェクトは完成までに最長6年かかる見込み。
現在、ティトリスには毎年約100万人の観光客が訪れる。
現在クライン・ティトリスにある設備は1967年に開設された。山頂からはクライン・ティトリス駅とルツェルンの約35キロメートル南方にあるリゾート地、エンゲルベルク駅を結ぶロープウェイが出ている。
6年前には欧州で最高地点の吊り橋がオープンし、アルプスの絶景を見渡すことができるようになった。

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