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秋の伝統行事「レーベリエヒトリRäbeliechtli(スイス独語で「カブの灯り」)」が11日、ドイツ語圏各地で行われた。
日が暮れた後に公園などから出発し、紫カブをくり抜いたり削ったりして作った提灯を持ち、1時間ほどかけて町を練り歩くのが伝統だ。
元は農家の季節行事だった。日照時間が短くなった時節に温かい灯りで町を照らし、冬の訪れを告げる。
今年はあいにく全国的に雨が降る悪天候に見舞われた。首都ベルンの行進に参加した30歳代女性は、3人の子供を連れて寒空を歩いた。「これをしないと光を呼び戻せないから」と、子供たちお手製のカブ提灯に灯をともした。
行進の最後には自治体などが用意した暖かい野菜スープが振舞われ、参加した家族らは冷えた体を温めた。
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メーデーの1日、ジュネーブで国連欧州本部職員500人近くが国連の緊縮財政に反対する異例のデモ活動を実施した。
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5月11~17日の欧州国別対抗の音楽祭「ユーロヴィジョン・ソング・コンテスト(ESC)」開催中、バーゼルでは「カラオケ・トラム(路面電車)」が運行する。ビンテージ車両で90分間かけて街を走る間、乗客は無料で歌い踊ることができる。
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第78回ロカルノ国際映画祭で、香港出身の俳優ジャッキー・チェンさん(71)に生涯功労賞である「名誉豹賞」が贈られることが決まった。
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動くクマのグミ、チョコレート味の電池――大阪・関西万博のスイス館では、ロボット工学者とパティシエ、ホテリエが合作した「ロボケーキ」が展示されている。
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世界経済フォーラム(WEF)は21日、創設者で会長のクラウス・シュワブ氏が同日付で辞任したと発表した。
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イグナツィオ・カシス外相は日本と中国を公式訪問する。
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米誌タイムズの「2025年最も影響力のある100人」に、弁護士コーデリア・ベール氏がスイス人女性では唯一ランクインした。ベール氏は気候訴訟で異例の勝訴判決を勝ち取った人物だ。
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毎年11月、伝統的な秋の行事「レーベヒルビ」が近づくと、幼稚園や学校では子供たちが秋カブを使ってちょうちんを作り始める。今日のジャガイモのように、中世においてカブは欠かせない主食の一つだった。カブのちょうちんを持って子供たちが夜道を行進するこの行事は、収穫祭や「聖マルティンの日」と並んで、ドイツ語圏では伝統的な秋の行事だ。
白と紫の色をした秋カブの中身をスプーンなどでくり抜き、先の尖ったナイフでカブの外側を装飾する。太陽、月、星などのモチーフを彫る子供たちもいれば、自分の名前を彫る子供たちもいる。こうしてオリジナルのカブちょうちんが出来上がる。
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11月11日、ルツェルン州Surseeの町の中心地、市庁舎前の特設舞台には、殺されたガチョウがつる下げられる。冬の到来を前に行う奇習「ガチョウの首切り(Gansabhauet ガンスアブハウエットゥ。Gans=ガチョウ、…
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