名前は子供の人生や性格に影響すると考え、多大な時間をかけて命名する親が多い
Keystone
このコンテンツが公開されたのは、
2017年にスイスで生まれた赤ちゃんの名前で最も人気があったのは、男の子はノア、女の子はエマだった。
連邦統計局が20日に発表した赤ちゃんの名前トップ20によると、2017年に誕生した男の子の名前で最も多かったのはノアで、スイスで3年連続の1位となった。ノアは、米国、英国、カナダ、オーストラリアなど英語圏でも人気の名前。ただ、フランス、イタリア、ドイツ、オーストリアといったヨーロッパの国々ではトップ10圏外だった。
ノアに続いて多かった男の子の名前は、ルカ、レオン、ガブリエル、ダヴィッド、エリアス、サムエル、マテオ、ベン。聖書に由来する名前が一般的だが、スイスでは子供にユダやカインと命名することはできない。すべての赤ちゃんの命名を承認するスイス当局は、子供の福祉を害する名前や第三者にとって攻撃的と思われる名前は許可していない。ブランド名や地名も禁止されている。
女の子の名前は、エマがミアを抜いて1位に選ばれた。これはスイスの近隣国も同じで、ドイツ、フランス、オーストリア、イタリアでもトップ10にランクインした。エマという名前は、カナダや米国でも人気だ。
スイスでは、ミアに続いてソフィア、リナ、レナが最も多い女の子の名前だった。レアは2017年、18位から6位に大きく上昇。他にはララ、エミリア、ニーナ、アナがトップ10に入った。
全体的にみると、スイスの赤ちゃんの名前のトップ10に大きな変化はなかった。ただ、2008年以来、より短い名前を付ける傾向がある。
おすすめの記事
スイス、ロシア・ウクライナ首脳会談の「準備は万全」
このコンテンツが公開されたのは、
スイス連邦政府のイグナツィオ・カシス外相は19日、ウクライナ情勢を巡る和平交渉について、スイスはロシアとウクライナの首脳会談を開催する「準備は万全」と述べた。
もっと読む スイス、ロシア・ウクライナ首脳会談の「準備は万全」
おすすめの記事
職場
スウォッチ、「つり目」広告を撤回 人種差別と炎上
このコンテンツが公開されたのは、
スイスの時計大手スウォッチはつり目ポーズのモデルを使った広告を謝罪し、撤回した。中国を中心に人種差別的だとの批判が出ていた。
もっと読む スウォッチ、「つり目」広告を撤回 人種差別と炎上
おすすめの記事
世界貿易
トランプ氏、スイス大統領に金銭支払いを要求 関税発表前日の電話会談の詳細が明らかに
このコンテンツが公開されたのは、
スイスに対し39%の関税を発表する前日の7月31日、ドナルド・トランプ大統領がカリン・ケラー・ズッター大統領との電話会談で、米国への「投資」ではなく直接的な金銭支払いを要求していたことが分かった。大衆紙ブリック日曜版が報じた。
もっと読む トランプ氏、スイス大統領に金銭支払いを要求 関税発表前日の電話会談の詳細が明らかに
おすすめの記事
文化
ロカルノ映画祭、三宅唱監督「旅と日々」に金豹賞
このコンテンツが公開されたのは、
スイス南部で開催されたロカルノ国際映画祭で、三宅唱監督の「旅と日々」が最高賞にあたる金豹賞を受賞した。
もっと読む ロカルノ映画祭、三宅唱監督「旅と日々」に金豹賞
おすすめの記事
宇宙研究
国際宇宙ステーションでロボットが「宝探し」に成功 スイスも貢献
このコンテンツが公開されたのは、
日本製とドイツ製のロボットが、国際宇宙ステーション(ISS)で「宝探し」をして遊んだ。スイス・ルツェルン応用科学芸術大学(HSLU)もこの実験に貢献した。
もっと読む 国際宇宙ステーションでロボットが「宝探し」に成功 スイスも貢献
おすすめの記事
スイス中銀、新紙幣デザイン12案発表 一般投票募る
このコンテンツが公開されたのは、
スイス国立銀行(中銀、SNB)が、新フラン札のデザイン案12点を発表した。来月7日まで、インターネット上で一般投票が行われる。
もっと読む スイス中銀、新紙幣デザイン12案発表 一般投票募る
おすすめの記事
気候適応
ジュネーブ州、バス・路面電車を13日のみ無料に オゾン濃度が急増
このコンテンツが公開されたのは、
ジュネーブ州では13日、バスやトラム(路面電車)など公共交通機関が終日無料となった。オゾン濃度が急増したことへの対応で、スイスでは初めての措置だ。
もっと読む ジュネーブ州、バス・路面電車を13日のみ無料に オゾン濃度が急増
おすすめの記事
スイスで記録的暑さ 政府が警告
このコンテンツが公開されたのは、
スイスで全国的に気温が上昇し、猛暑への警戒が強まっている。11日にはスイス西部と南部ティチーノ州の一部地域に対し、熱中症など健康被害を受けるリスクが大きい「危険度3」の警報が発令された。
もっと読む スイスで記録的暑さ 政府が警告
おすすめの記事
文化
知日スイス人作家のアドルフ・ムシュクさん、欧州政治文化賞を受賞
このコンテンツが公開されたのは、
ハンス・リンギエ財団は9日チューリヒ在住の作家アドルフ・ムシュグさん(91)に欧州政治文化賞と賞金5万ユーロ(約860万円)を授与した。同賞がスイス人に授与されるのは初めて。
もっと読む 知日スイス人作家のアドルフ・ムシュクさん、欧州政治文化賞を受賞
おすすめの記事
貿易政策
スイス政府、相互関税で米国との協議継続を表明
このコンテンツが公開されたのは、
米国がスイスに課す39%の「相互関税」をめぐり、スイス政府は4日、米国との協議を続け「より魅力的な提案をする」と表明した。
もっと読む スイス政府、相互関税で米国との協議継続を表明
続きを読む
おすすめの記事
スイスで赤ちゃんに人気の名前は?
このコンテンツが公開されたのは、
連邦統計局は19日、子供の名前ランキングを発表した。男の子の名前は2013年から大人気だった「ノア」は順位を下げ、「リアム」が1位へと躍り出た。女の子はこれまでトップだった「ミア」は2位で、「エマ」が1位となった。
もっと読む スイスで赤ちゃんに人気の名前は?
おすすめの記事
スイスで人気の赤ちゃんの名前、1位はノアとミア
このコンテンツが公開されたのは、
連邦統計局が21日に発表した新生児の名づけランキングによると、スイスで2016年に生まれた赤ちゃんの名前で、女児で最も多かったのがミア、男児ではノアだった。
もっと読む スイスで人気の赤ちゃんの名前、1位はノアとミア
おすすめの記事
「ハイジ」と名づけられたシリア人の赤ちゃん
このコンテンツが公開されたのは、
アールガウ州ムーヘン村で暮らすシリア難民・モンジッド家は4人家族。UNHCRの「第三国定住」プログラムのもと、スイスに身を寄せた。1年前生まれた第二子に、一家を受け入れてくれたスイスへの感謝を示し、「ハイジ」と名づけた。
もっと読む 「ハイジ」と名づけられたシリア人の赤ちゃん
おすすめの記事
150年間で人口3倍 少子高齢化が進むスイス
このコンテンツが公開されたのは、
過去150年間で3倍近くになったスイスの人口。特に移民の増加によるここ数十年の人口増加は著しく、スイスは今日、ヨーロッパ諸国で最も人口推移の激しい国の一つだ。
もっと読む 150年間で人口3倍 少子高齢化が進むスイス
swissinfo.chの記者との意見交換は、こちらからアクセスしてください。
他のトピックを議論したい、あるいは記事の誤記に関しては、japanese@swissinfo.ch までご連絡ください。