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科学

スイスに関わる科学技術の最前線を報道。気候変動への対応策、スイスの研究や課題解決における国際的な貢献にも焦点を当てる。

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氷河崩壊から村民300人を救ったスイスの最新型監視システム

氷河の監視レーダー

このコンテンツが公開されたのは、 世界の山岳地帯で土砂崩れや氷河崩壊などの自然災害リスクが高まるなか、監視・警報システムへの関心が高まっている。同システムの開発・製造に携わるスイス企業の責任者に最先端技術の性能や限界について聞いた。

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抗議運動

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世界の天気予報が当たらなくなる? トランプ政権の予算削減で科学者らが危惧

このコンテンツが公開されたのは、 ドナルド・トランプ米大統領は2期目の就任以降、環境・気候分野の取り組みに対して前代未聞の攻撃を仕掛けてきた。このまま人と予算が減れば、予報精度の低下をはじめとする悪影響が世界の国々に広がりかねない。

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オピニオン

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CO₂除去技術、足りないのは開発者への「信頼」

このコンテンツが公開されたのは、 大気中の二酸化炭素(CO₂)を除去する技術「CDR」が行き詰まっているのは、それが技術的に機能しないからではない。機会を見逃し、ビジョンを欠いているからだ、とスイスの気候科学者シリル・ブルンナー氏は指摘する。

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オピニオン

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「誇張された炭素除去は緊急の気候変動対策を遅らせかねない」

このコンテンツが公開されたのは、 直接空気回収(DAC)のような新しい二酸化炭素除去技術の可能性を過剰に評価することは、投資を無駄にするだけでなく、脱炭素化への世界的な取り組みを阻害するリスクがあると、気候科学者のジェームズ・ケリー氏は警告する。

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クライムワークスのヤン・ヴルツバッハーCEO

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大気中CO₂除去プラント「2050年までに1000基」目標 スイス・クライムワークス

このコンテンツが公開されたのは、 大気中のCO₂回収技術(DAC)で先行するスイスのクライムワークス。共同CEOのヤン・ヴルツバッハー氏は、世界の全排出量の2.5%を自社技術で回収する目標を掲げる。

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プラタナス

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プラタナス、猛暑でも冷却効果 スイスの研究

このコンテンツが公開されたのは、 スイスの研究所が新たな研究結果を発表し、プラタナスは猛暑でも冷却効果を発揮することが分かった。樹木の冷却効果は30~35℃で限界に達するという既存の仮説を覆す結果が出た。

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アイスランドの氷河

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「氷河の墓場」と化すアイスランド

このコンテンツが公開されたのは、 アイスランドの氷河が急速に姿を消しつつある。世界でも最も早いペースで融解が進み、海面上昇だけでなく、氷の重みが失われた大地は隆起を始めている。「氷河なき未来」が現実味を増す中、同国は気候変動への総合的な対応を迫られている。

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スイスCST構想の解説

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スイスの地下貨物輸送構想って?

このコンテンツが公開されたのは、 地下に貨物輸送専用のトンネルを作るスイスの「カーゴ・スー・テラン(CST)」構想は、渋滞解消や排出量削減を狙う大規模プロジェクトとして国内外から注目されている。

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干上がった湖

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水資源豊富なスイス、渇水を「災害」扱いに

このコンテンツが公開されたのは、 スイスは水に恵まれた国だが、渇水と無縁なわけではない。政府は将来の水不足に備え、新たな監視・警報システムを立ち上げた。

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スイス南部ヴァレー(ヴァリス)州のブラッテン村は5月28日、大規模な地滑りで壊滅的な被害を受けた。写真は土砂流が巨大な煙を巻き上げながら集落めがけて流れていく瞬間

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スイスで地滑り増加、気候変動が理由?

このコンテンツが公開されたのは、 近年、アルプス山脈では地滑りが増えている。スイス災害史上最悪と言われる今回の災害は、やはり温暖化のせいなのか?

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サムネイル

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今さら聞けないAI用語

このコンテンツが公開されたのは、 人工知能(AI)に関連する用語は巷にあふれている。それらは何を意味するのか? 自然言語処理(NLP)や大規模言語モデル(LLM)といったよく聞く用語について、短い動画で説明する。

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空

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太陽光を人工的に遮断 地球の強制冷却技術に高まる関心

このコンテンツが公開されたのは、 太陽光を人為的に遮断するなどして地球を冷却する太陽放射改変(SRM)が関心を集めている。低コスト・短期間で温暖化を食い止める魔法の杖なのか、それとも自然の摂理に反する危険な技術なのか?

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掘削孔

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回収CO₂、地下貯留は割に合う? チューリヒ近郊で実験進む

このコンテンツが公開されたのは、 近い将来、スイスの家庭ごみや工業廃棄物から出る二酸化炭素(CO2)は地下に貯留することが可能になるかもしれない。チューリヒ近郊で今、CO₂をどのくらい国内に貯留できるか、あるいは北海に運んで圧縮注入するべきか、研究が進んでいる。

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プラント

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スイスのCO2回収新興企業が深刻な人員削減に直面する理由

このコンテンツが公開されたのは、 大気中の二酸化炭素(CO₂)回収を専門とするスイスの新興企業クライムワークスが、全従業員の2割削減を発表した。破竹の勢いで成長していた企業に何があったのか。

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干上がった畑

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温暖化の「犯人」ではなく「被害者」 スイス農家が起こした気候訴訟

このコンテンツが公開されたのは、 農業は温暖化の犯人であり被害者――。スイスの農家が起こした気候訴訟が国内外で注目を集めている。裁判の行方は、気候訴訟がまだ少ない日本にも影響を与えそうだ。

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ベルンでの気候デモ

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もう興味がなくなった?スイス国民の気候行動に伸び悩み

このコンテンツが公開されたのは、 気候変動の影響が深刻化している。化石燃料の消費は減少するどころかピークを迎える兆しさえない。スイスでは気候デモの参加者が大きく減った。国民は気候問題への興味を失ったのだろうか。

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ネバド・デル・ルイス火山

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南米の熱帯氷河、消失迫る 揺らぐ人々の生活基盤 

このコンテンツが公開されたのは、 コロンビアとエクアドルには、世界でも数少ない熱帯氷河が存在する。近い将来、温暖化でその氷河が消えると予想されており、水や電力の供給から伝統行事、ひいては人生観に至るまで、大きな転換が迫られている。

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ミステリアスで印象的な雰囲気を放つ「クロンディの巨石列」

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スイスにもあった「ストーンヘンジ」

このコンテンツが公開されたのは、 英国本家のストーンヘンジ同様、謎めいた巨石遺跡がスイス西部にある。ヌーシャテル湖南岸の「クロンディの巨石列」だ。石器時代から存在するこの遺跡は私たちをはるか彼方の時代へと誘う。

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2025年3月7日、米ワシントンDCのリンカーン・メモリアルで抗議集会を開く市民ら。ドナルド・トランプ政権による連邦職員削減・医学研究助成金カットに抗議した

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トランプ米政権の圧力、スイスの大学にも

このコンテンツが公開されたのは、 ドナルド・トランプ米政権の科学界への圧力が、スイスにも及んでいる。名門・スイス連邦工科大学チューリヒ校(ETHZ)のもとに、米国が資金提供する同大のプロジェクトについて、トランプ政権の政策方針に沿ったものかを問う調査票が届いたと地元紙が報じた。

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シンヘリオン会長

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スイス発ソーラー燃料、商業化に向け始動 最大の課題は「需要に追いつくこと」

このコンテンツが公開されたのは、 脱炭素化に向け、航空各社はよりクリーンで持続可能な航空燃料(SAF)へと移行しつつある。スイスのスタートアップ企業シンヘリオンは太陽光から環境に優しい液体燃料を生むという画期的な技術を開発した。

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製薬企業の研究員

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遺伝子治療の正念場 かじりつくスイス製薬

このコンテンツが公開されたのは、 遺伝子治療は1回の点滴で難病を完治できる可能性を持つ革命的な技術だ。かつて脚光を浴びたこの分野も現在は失速し、撤退を余儀なくされた企業もある。一体何が問題なのか?

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アルプス最大・最長のスイス・アレッチ氷河

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スイス氷河の終焉が世界に及ぼす影響

このコンテンツが公開されたのは、 地球温暖化により、近い将来スイスの氷河はほぼ全て消滅すると予想されている。土砂災害・洪水の頻発、欧州主要河川の水量減少、水不足の深刻化など、その影響は広範囲に及ぶ。

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氷河を観察する人

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スイスアルプスの氷河を救え

このコンテンツが公開されたのは、 地球の温暖化は、スイス南部ティチーノ州の氷河を10年後にほぼ消滅させるかもしれない。

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コーデリア・ベール

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TIME誌、スイス人弁護士を「最も影響力のある100人」に選出

このコンテンツが公開されたのは、 米誌タイムズの「2025年最も影響力のある100人」に、弁護士コーデリア・ベール氏がスイス人女性では唯一ランクインした。ベール氏は気候訴訟で異例の勝訴判決を勝ち取った人物だ。

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川の探査

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スイス・フランスの国境に生きる「ドゥー川の王」が絶滅の危機 2国連携で人工繁殖

このコンテンツが公開されたのは、 スイスとフランスの国境を流れるドゥー川では、両国が協力して野生動物が暮らしやすい環境を取り戻す取り組みが進められている。きっかけは、この河川流域だけに生息する絶滅危惧種の淡水魚だ。各種の対策は効果を示すも、この魚には手遅れだったかもしれない。

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スイス北西部の都市バーゼルにそびえ立つ2棟のロシュタワー 

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スイス製薬業界の隠れたフットプリント

このコンテンツが公開されたのは、 持続可能性への取り組みを進めるスイス製薬業界は、排出量の大部分を国外のサプライチェーンで発生させていることが最近のデータ分析でわかった。

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部分日食

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スイスで29日に部分日食

このコンテンツが公開されたのは、 スイスでは29日に部分日食が観測される見込み。午前11時20分頃に月が太陽の前に重なり始める。

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絵葉書

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スイス全土を巻き込んだ「リギ病」論争

このコンテンツが公開されたのは、 およそ120年前、スイス中部のリギ山に滞在した多数の観光客が急性胃腸炎を発症した。いわゆる「リギ病」の原因は長年、高地の薄い空気だと考えられていた。だが、スイス中を騒がせた訴訟をきっかけに、実は深刻な環境問題だったことが明らかになった。

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チベットの旗とスイスの旗を掲げる亡命チベット人家族と子ども

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ベルン大、チベット語コースの募集停止

このコンテンツが公開されたのは、 ベルン大学は、2025年度秋学期からチベット語コースの学生募集を停止する。同大はチベット語が学べる唯一のスイスの大学だった。

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