
スイスを風刺画で描く

四つの公用語を話すスイスを題材に、10カ国語で意味をなす風刺画を描くというのは簡単なことではない。しかし、そんな難題をこなしたマリーナ・ルッツさんの作品を紹介する。
スイスインフォでは毎週金曜日、最近の話題にまつわる風刺画を1年間にわたり掲載してきたが、3月10日をもって終了する。
イラストレーターは、画家であり政治風刺画家でもあるグラウビュンデン州出身のマリーナ・ルッツさん(28)。スイスで起きている出来事を10カ国語で配信するため、スイスのことを良く知っている人にも知らない人のためにも、想像力を働かせてイラストを描き続けてきた。
ルッツさんの素晴らしい作品の一部をご紹介する。
山岳地帯出身のルッツさんが、スキーシーズン中に雪不足を心配して描いた作品。

直接民主制をテーマにした作品。2016年6月の国民投票で話題となったベーシックインカムについて。

2016年6月、世界最長の鉄道トンネルであるゴッタルド基底トンネル開通式。

スイスは秘密主義で世界的に知られるが、租税回避行為に関する一連の機密文書「パナマ文書」が話題となったときの作品。

PISA調査からみるスイスの教育の現状を表す作品。


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