スイスの国際時計博物館で「コペルニクス」公開
スイス西部ラ・ショー・ド・フォンにある国際時計博物館(MIH)は5月6日から12カ月間、2025年に新たに収蔵した時計を展示する。目玉は懐中クロノメーターと、天文時計「コペルニクス」の2つだ。
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MIHは、歴史的作品のコレクションを完成させるとともに、未来の遺産となるべき近年の作品を収蔵することを展示方針に掲げる。10日に発表したプレスリリースで、企画展で「新たに収集された作品の多様性が披露される」と表明した。
MIHは改修工事のため4カ月間休館していたが、10日に再開した。
企画展外部リンクではルーシー・グロスマン作の懐中時計と、フランソワ・デュコマンの代表作「コペルニクス」の2つも一般公開される。
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先駆的時計師たち
ルーシー・グロスマンは、スイスで女性として初めて時計製造の職業訓練を修了し、精緻なクロノメーターを製作したことで知られる。今回展示されるのは、1908~13年にかけて手作業で製作した懐中クロノメーター。MIHによると、同作によってグロスマンは時計製造業における女性の地位を引き上げた先駆者の1人としての地位を確立した。
時計職人フランソワ・デュコマンが製作した天文時計「コペルニクス」は、時間の計測を宇宙的な視点から捉え直した一作だ。時計としての機能と天文学的な表示を融合させた天文時計で、教育的な目的も兼ね備えている。
時計盤の上部には太陽や月、地球が描かれ、日付、星座、月の満ち欠けなども表示されている。時間は世界を支配する天体の動きと切り離せない、周期的な現象として表現されている。
デュコマンは18世紀後半~19世紀初頭にかけて活躍し、時計製造と天文学の融合に貢献した。
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英語からのGoogle翻訳:ムートゥ朋子
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