スイス、血管炎治療薬タブネオスに対する日本の動向を注視
スイスの医薬品承認機関スイスメディック(Swissmedic)は、血管炎治療薬「タブネオス」をめぐる死亡例が日本で報告されたことを受け、同薬をめぐる各国の動向を注視している。
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スイスメディックは、スイスの通信社Keystone-SDAに対し、国内で承認された医薬品はすべて、それらに関する国際的な動向を注視し、海外の医薬品規制当局と連絡を取り合っていると述べた。これは、2022年に承認されたタブネオスも該当する。
日本の厚労省は、キッセイ薬品工業が国内で販売するタブネオスについて、新規投与を中止するよう医療機関に求めた。同薬は米医薬品アムジェンの子会社ケモセントリクスが開発。キッセイ薬品は18日までに、タブネオスの投与後に患者20人の死亡が報告されたと発表した。
上野賢一郎厚生労働相は18日、記者団の取材に対し、肝機能障害と関連する死亡例の副作用報告が一定数あったとし、キッセイ薬品に対して医療現場に向け注意喚起するよう指示したと明らかにした。
米国では死亡例は報告されていないものの、米食品医薬品局(FDA)は同薬の承認取り消しを提案している。欧州医薬品庁(EMA)も審査を開始した。両機関とも、データの改ざんやその他の問題について懸念を表明している。
スイスメディックはまた、市場監視および医薬品安全性モニタリングの一環で、入手可能な情報を継続的に分析している。
しかし現時点では、国内でタブネオスの承認取消し、または一時停止のための正式かつ独立した手続きは行われていない。スイスメディックは、同薬はスイス国内で引き続き承認された状態にあるとしている。
英語からのAI翻訳・校正:宇田薫
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