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ローザンヌ国際バレエ 日本人が2年ぶりに入賞

決勝でクラシック・バリエーションを踊る森志乃さん

(Keystone)

1月29日に行なわれた、バレエ界の登竜門である第34回ローザンヌ国際バレエコンクールで群馬県太田市出身で山本禮子バレエ団所属の森志乃さん(16歳)が入賞。2年ぶりの日本人の入賞となった。

これで、森さんは希望するバレエスクールで1年間、研修する権利を得られるほか、生活費など年間16000フラン(約146万円)が支給される。森さんは2年目の挑戦で今回の快挙となった。

 ローザンヌの国際バレエコンクールは日本でもテレビ報道などで知名度が高い。これまでも熊川哲也さん、吉田都さんなどといったスターダンサーを輩出してきた。関係者によると参加者に毎年、アジア勢が多いのは自国でバレエ教育が充実していないため、欧州にチャンスをかけるという。今年も、日本人のほか、韓国人、中国人の参加が目立った。

喜びの声

 「嬉しいです!」と満面の笑みを浮かべて語る入賞5位が発表された森志乃さん。「今日が一番、気持ち良く踊れた」という。研修希望はロンドンのロイヤルバレエスクールで「感動を与えられるクラシックダンサーになるのが夢」だ。昨年もローザンヌに挑戦した森さんは「去年落ちて悔しかったから今年も来た」という根性の人だ。同行した森さんの先生も「今年も挑戦した甲斐がありました」と満足そうだった。

今年の特徴

 今年は例年と違って、ビデオ選考で66人に参加者が絞られたため出場者のレベルはかなり高かったという。しかし、一方で今までのようにガッツで出てくる個性の強い生徒が減ったという声もある。

 コンクールの事務局長が変わった2年前から、クラシック色が強くなったため、自前で持ってくるフリーのコンテンポラリー課題曲がクラシックの課題曲に変わってしまった。このため、観客は同じ踊りを繰り返して観ることになり、「ここ数年、年を追うごとにつまらなくなってきた」という声も聞かれた。


swissinfo、ローザンヌにて 屋山明乃(ややまあけの)

補足情報

- ローザンヌ国際バレエコンクールの決勝に進出した日本人は大阪市出身の北村由希乃さん(16歳)、埼玉市出身の福田有美子さん(15歳)、群馬県太田市出身の森志乃さん(16歳)の3名。29日の決勝戦に進んだのは全部で12名。入賞者は6名だった。

- 決勝で入賞した6人は奨学金1位、セルギィ・ポロニンさん(16歳、ウクライナ)2位がグォ・チェンウーさん(16歳、中国)3位がホン・ヒャン・ギーさん(16歳、韓国)4位がムンタジロフ・ヴァヂィムさん(15歳、ロシア)、5位が日本の森志乃さんで6位がザン・イージンさん(16歳、中国)だ。なお、奨学金に順番がついているのは順位に従って学校やカンパニーを選ぶ優先権があるため。

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