シューズメーカー「On」、スイス国旗マーク使用継続へ
スイスのシューズメーカー「On(オン)」は製品にスイス国旗マークをあしらうことで当局から正式な許可を得た。同社の靴はベトナムやインドネシアで製造されているため、「スイス製」を表す国旗マークの使用は違法ではないかと指摘されていた。
スイスはブランド力を守るため、製品にスイス国旗マークを付けていいかどうかを厳格に規制している。工業製品外部リンクの場合、製造コストの60%がスイス国内で発生していること、本質的な加工がスイスで行われていることが要件となる。
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ドイツ語圏の大手紙NZZ外部リンクが23日、スイス連邦知的所有権機関(IGE/IPI)が実務を緩和したと報じた。一定の条件のもと、製品開発をスイス国内で行っていれば、製造工程が外国で行われていても「スイス製」を示すスイス国旗マークを使用してよいこととした。
NZZによると、国旗マークは「Swiss」と「Engineering」という語句の間に配置しなければならず、これまでのように別の場所に配置することは認められない。また、文字フォントよりもマークを大きくすることもできないという。
オンはフランス語圏のスイス通信社Keystone-ATSに対し、NZZの」報道内容を認め、当局の判断を歓迎すると述べた。「時代に即しており、現実を踏まえた判断だ」。スイス経済の強みは製造だけでなく、イノベーションや研究、開発、デザインも含むとした。
オンは2010年の創業以来、研究開発からデザインまでは全て1100人以上の従業員を抱えるチューリヒ本社で行っている。
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英語からのGoogle翻訳・追記:ムートゥ朋子
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